19日にスタートするテレビ朝日系ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(毎週木曜21:00~※初回拡大スペシャル)の制作発表記者会見が15日、都内某所で行われ、菅野美穂、鈴鹿央士、木戸大聖、宮澤エマ、白山乃愛、志田未来、吉瀬美智子、松岡茉優、田中哲司、三田佳子が登壇。三田が、孫誕生の喜びを語った。

  • 三田佳子

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■三田佳子、孫誕生の喜びが役作りに活きる

会見では、自身の人生を変えた経験についてそれぞれが発表。三田は孫の誕生を挙げ、「あまり期待はしてなかったんですけど、神のみぞ知るという感じで。でも生まれたと聞いたときは、私はロケ先だったのですが、なんとも言えず、今まで経験したことのない喜びを感じました」と明かす。今作で三田が演じる節子は、白山演じるまにらとも同居生活を送ることになるが、「節子さんは自分の孫がいなかったので、まにたちに出会ったときの気持ちが、自分に孫ができたときの感情ととてもよく似ている。そのとき感じた“情愛”を使うことができるのかな、と、役者として運命を感じました」と自らの経験が役作りに活きていることも明かした。司会者に「お孫さんとデートなどはしていますか?」と聞かれると「当然」と即答。「夫とは全然ないんですけど、孫と一緒にいられることは、何よりも元気がもらえます」と笑顔で語った。

続いて愛してやまないものについての質問には、「今年でデビュー63年なのですが、俳優という仕事ですかね。いつ死ぬか分からないからこそ、一番なくてはならないものです」と目を細め、今作についても「とても楽しくて、この作品で皆さんとご一緒できて良かったなと、幸せなんです」と一同に感謝。「最後まで俳優の仕事をやりたいなと思います。好きなことは、この仕事です」と生涯俳優宣言が飛び出した。

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■菅野美穂主演ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』

今年の「第27回手塚治虫文化賞」で頂点となる「マンガ大賞」に輝いた入江喜和氏の同名コミック(講談社)を実写化する同作は、「タフで明るい“踏ん張る主婦”ヒロイン」の伊沢 ゆりあ(菅野)が、突然目の前に現れた夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と奇妙な同居生活を開始し、時にぶつかり合い、時に手を取り合い、意識不明状態となった夫の介護に勤しみながら、「血の繋がりを越えた“家族”の絆」を編み上げていくというストーリー。