お笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇が9日、YouTubeチャンネル『カズレーザーと松陰寺のチルるーム【公式】』で公開された動画「#86『カズレーザーが考えるブレないキャラ芸人』(2023.10.9)」に出演。ブレイク後に生じた“ネタ作りでの悩み”について語る一幕があった。
同チャンネルでは今回、「漫才の変化」をテーマにトーク。その冒頭、松陰寺が「自分たちの話なんだけど……」と前置きしつつ、ネタ作りにおける悩みを明かしていく。
「世に出る前のネタ作りって、俺たちのことを初めて見る人とか、知らない人のための1ページ目のネタを作ってた」ものの、「ここ数年、知ってる人が増えたから、ある程度、俺たちのことを知ってる人が見に来るの。そうすると、俺のセリフひとつにしても、相方のセリフひとつにしても矛盾が生じてきちゃう」と吐露する松陰寺。「シュウペイが『こんなのわかりませーん!』ってふざけるんだけど、テレビで社会問題に対してちゃんとコメントしてるシュウペイがアウトプットされちゃってるのよ。だから、『そんなのわかりませーん!』が、『そんなワケねえじゃん』になってきちゃってて」とこぼす。
それゆえに、「どんどん書けなくなっちゃってて。これかなり難しい問題に直面してる」といい、「そうなると、俺たちは漫才のシステムとかで世に出れたけど、(漫才が)ただの大喜利に行き着いちゃって。誰でもできるフリがあって、どういうオチなのかっていう、一番苦手なところに立ち戻っちゃってる」と打ち明けると、メイプル超合金・カズレーザーは「めっちゃわかります」と共感。そして、「だから自分の漫才書けないです」「コント漫才とか。アイデア出してても、設定とかにしちゃいます」と現在のネタ作りについて、松陰寺に伝えていた。