TBS秋ドラマ合同会見「TBS DRAMA COLLECTION 2023 Autumn!!」が14日、東京・BLITZスタジオで開催され、日曜劇場『下剋上球児』(10月15日スタート、毎週日曜21:00~)から鈴木亮平、黒木華、井川遥、小日向文世が登壇した。
本作は、高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描く、ドリームヒューマンエンターテインメント。三重県立越山高校に赴任して3年目の社会科教員で、廃部寸前の弱小野球部の顧問を担当することになる主人公・南雲脩司を鈴木が演じる。
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』以来約2年ぶり2度目の日曜劇場主演を務める鈴木は、「日曜劇場は本当にスケールが大きいんです。今回もいつにもまして、実際のスタジアムを借りて、何千人もエキストラの方に集まっていただいて実際の試合もやっていますし、開会式も再現したり、すごいドラマになっています」と語った。
本作ではリアルにこだわった野球シーンも見どころとなる。鈴木は「6カ月以上かけて野球の経験者の俳優をオーディションしまして、そこから合宿もやって、甲子園に出たメンバーもいますし、強豪にいて4番を打っていたんだけど、甲子園の年にコロナでキャンセルになり、今回絶対に甲子園の地を踏みたいと言っているメンバーもいます」と球児キャストについて紹介し、「撮影も、レフト前にヒットを打つシーンってなったら、本当にピッチャーが投げて、本当にレフトに打つまでひたすらやっているんです」と説明した。
また、鈴木は「手押し相撲王」であるという話題になると、「僕、芸能界最強だったんです。2日前に放送された番組で富栄ドラムさんと対決して、大人になって初めて負けたんですよ。この話題、僕の中で心の傷になっています。力士の人は段違いです」と、『VIVANT』のドラム役で注目を集めた元力士の富栄ドラムに負けたことを悔しそうに報告。ちなみに、球児キャストとも対決したそうで、「全員倒しました」と話していた。