俳優のムロツヨシが主演を務める、映画『身代わり忠臣蔵』(2024年2月9日公開)の出演者が14日、明らかになった。
同作は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。
尾上右近・森崎ウィン・星田英利ら出演
この度、大石内蔵助(永山瑛太)が率いる赤穂浪士らを含む、追加キャストが明らかに。赤穂のヤングプリンスで、曲がったことが嫌い、文武にも励むなどマジメな性格の浅野内匠頭役を尾上右近、赤穂藩でも一二を争う実力の剣豪の血気盛んな性格で吉良討伐への想いも強い、THE 闘争心とも言える堀部安兵衛役を森崎ウィンが演じる。
また赤穂藩の参謀で家老である大石に討ち入りを直訴する仇討ち一派の筆頭で、主君への忠誠心も人一倍強いが時に空回りし大石を困らせてしまう原惣右衛門役で星田英利、赤穂藩士の中でも大石に次いで当主・浅野内匠頭からの信頼が厚く、主君の最期までお側で仕えた仕事デキクール家臣・片岡源五右衛門役で廣瀬智紀、赤穂藩の仇討ち一派の浪士で、涙もろい性格だが主君への忠誠心も強くアツい涙腺ゆるゆるセンチメンタル剣士・奥田孫太夫役で濱津隆之が出演する。ほか吉良仇討ちを目論む一派の若い浪士の岡野金右衛門役に野村康太、燃える特攻隊長の間十次郎役に入江甚儀、腰抜けで優柔不断な主人を優しく導きよき理解者として支える大石内蔵助の妻・りく役に野波麻帆と、個性豊かな出演者が揃った。
あわせて到着したビジュアルでは、ムロや永山と同様、赤穂浪士ら追加キャストたちも口元に人差し指を添えた“内緒ポーズ”で登場。身代わりミッションを遂行する吉良たちとは裏腹に、赤穂浪士ら一行の命懸けのミッショであるン“吉良上野介討伐”作戦のために覚悟を決めた赤穂浪士たちの表情が収められている。
(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会