地方自治体と協業し魅力的なふるさと納税コンテンツの創出事業などを展開しているLocal社は9月30日、茨城県・大洗サンビーチで第2回『大洗海上花火大会 ふるさと納税フェスティバル』を開催した。
花火大会や音楽ライブ、日本最大級のサウナフェスやフードフェスが同時開催された本フェスティバルのもようをレポートする。
■大洗海上花火大会の有料席がふるさと納税の返礼品に
『大洗海上花火大会 ふるさと納税フェスティバル』は、歴史ある大洗海上花火大会に有料席を設け、花火やライブ、サウナフェスやフードフェスなどを同時に楽しめる複合フェス。
2022年の前回大会はコロナ禍を経て3年ぶりの開催となり、約6000発の花火に加え、木梨憲武さん、Novelbrightさん、大野雄大さん(from Da-iCE)、AK-69さんなどの豪華アーティストによるライブが行われた。
今回の開催で第2回となる本フェスティバルは、豪華な音楽ライブのほか、前回大会の2倍となる1万2000発の前回大会を実施。全国各地の有名店が出店する「フェス飯FES」のフードフェスや、日本最大級となるサウナフェス「SUMMER SAUNA RESORT」が、同時開催された。
大洗海上花火大会ではカジュアルエリア・フリーサイトエリア・花火観覧席と3つのエリアを設けられている。
ふるさと納税の返礼品として用意されたのは、浜辺にレジャーシートを敷くカジュアルエリア、4名掛けテーブル1つ使用できるエリアである花火特等席(4名推奨)、テントなどを持ち込み可能なフリーサイトエリア(25m2/4名推奨 最大8名まで)。
このほかにアフター5 花火観覧のみのチケットや花火打ち上げ後の20時から始まるアフターパーティーチケット、完全予約制の駐車場券(1台)なども返礼品として用意されたという。
また、本大会からは音楽ライブや花火大会の鑑賞に最適なVIPエリアを新設。1組4名~6名で、利用者には花火鑑賞・ライブチケットに加えて、ビーチサウナ、ファストパスつきフードチケット、テーブルシャンパンが提供された。こちらのエリアはグランピング×サウナ×音楽の会員制フェス「GLAMSA」がプロデュースしており、専用BARカウンターや専用駐車場なども用意されたようだ。
昨年に引き続き、本フェスティバルでは豪華な音楽アーティストによるライブを実施。SPYAIR / RIP SLYME / KREVA / Tani Yuuki / SCANDAL / asmi / JP THE WAVY / FRUITS ZIPPER/ tonun / けんいち×近藤信政(exロードオブメジャー)、近藤千尋(MC)など総勢10組以上のアーティストが出演した。代表曲『楽園ベイベー』などを披露したRIP SLYMEのステージには多くの人で盛り上がっていた。
■グラドルと一緒に“究極ととのい体験”も!?
近年のフェスブームで、全国各地で大型音楽フェスや大型フードイベントが開催されていることを受けて、本フェスティバルでは全国各地の大人気の「フェス飯」メニューが一堂に会する「フェス飯FES」も開催された。
大型イベントの主催・企画制作・運営などの豊富な経験を持つMTJ社が出店者を厳選。IKC(石川健康センター)の「チキントマトカレー」や、ナクレの「仙台牛ガーリックライス」など、全国で注目の「フェス飯」の名店が本フェスティバルのフードエリアに一挙に集結した。酒趣SYU-SYUの「メロンまるごとクリームソーダ」や朝日堂の「ニンニク焼き焼き鳥」などでは、長蛇の列ができる場面もあった。
また、日本最大級のサウナフェス「SUMMER SAUNA RESORT」では“「花火×サウナ」でかつてない『ととのい体験』を”をコンセプトに、20以上のサウナが屋外の会場に展開されていた。
来場者たちはウィスキング、アウフグース、サウナトラック、サウナカー、マッサージ、ヘッドスパ、アイドルサウナ、漫才サウナ、グラドルサウナなど、日本最大級サウナフェスならではの“究極ととのい体験”を堪能。サウナ後はクライオコントロール社の極冷アイスバスにダイブできる。
タレントの上原亜衣やグラビアアイドルの日野麻衣、映画コメンテーター・有村昆などのスペシャルゲストがアウフギーサー(熱波師)となる、一日限りのスペシャルなアウフグース体験も大人気だったようだ。
そうこうするうちにすっかり日が暮れて、花火の開始時刻に。大洗海上花火大会では、花火師として内閣総理大臣賞を最多の20回受賞した『野村花火工業』が花火を打ち上げた。
音楽に合わせて約1時間半にわたって打ち上げられた花火は1万2000発。花火が夜空一面を埋め尽くし、海面に映る幻想的な海上大会ならではの花火を家族、カップル、友達などと思い思いの時間を過ごしたようだ。
9月の終わりの快適な気候の中で楽しめる『大洗海上花火大会 ふるさと納税フェスティバル』。花火やライブ、サウナにフードなどを楽しみながら夏を締め括る複合フェスとして今年も多くの人で賑わっていた。