シャープは10月13日、東京ビッグサイトで開催する単独技術展示イベント「SHARP Tech-Day」で展示する技術の概要を同イベントの特設サイトで公開した。
「SHARP Tech-Day」は、シャープの創業111周年を記念して開催される、同社初の単独技術展示イベント。会場は東京ビッグサイト東8ホールで、日時は11月10日~11月12日の3日間。「Be a Game Changer - Game-changing technologies transforming our future -」をテーマとし、「Smart Living」「Smart Industry」「Smart Cities」「Sustainability」の4つのゾーンで同社の製品・サービスにかかわる技術を展示する。入場は無料で、ビジネスパーソンだけでなく学生やファミリーまで幅広い層を対象としたイベントになるという。
「Smart Living」のゾーンでは、「Less is More」をキーワードに、AIやXRにより、家庭内での悩みを解決し、暮らしをより豊かで快適なものにする技術を体験できる。AI関連の各種技術のほか、ドライヤーや掃除機の低騒音化、調理時間を短縮できるオーブン、節電ソリューションなどが紹介される。
「Smart Industry」ゾーンのキーワードは「Better Efficiency」。ロボティクスによる多様な働き方の支援、産業の効率化につながる方策などを提案する。マイクロLEDディスプレイ、ポリマーレンズカメラ、超小型カメラといったデバイスのほか、XR活用、ロボット倉庫システム、各種の検査/分析技術などが展示されるという。
生活に安心と安全 をもたらす技術を体験できる「Smart Cities」ゾーンでは、走行時のデータからAIが運転の改善点について指導するソリューションや災害監視システム、極節水選択システムなど、AIによる運転制御や災害発生時に役立つ技術を体験できる。キーワードは「Better Safety」。
「Greener Energy」をキーワードにする「Sustainability」ゾーンでは、未来の再生エネルギーの創出や電力効率の向上など、環境問題に取り組む技術が中心。各種の太陽電池やその応用技術、低消費電力のデバイスのソリューションが展示される。
これらの展示のほか、講演やトークセッションなどのステージイベントも予定。このほか、ハッカソンや就活生向けのイベントなども開催される。とくに登録などを行っていなくても会場には入場できるが、事前登録のうえで来場すると、フードラウンジで使えるクーポン券の抽選に参加できる。
開催概要
- 会場:東京ビックサイト 東8ホール
- 日時:
- 11月10日(金)13時~18時
- 11月11日(土)10時~18時
- 11月12日(日)10時~16時
- 入場料:無料
- 参加登録方法:特設サイトより