16日にスタートするカンテレ・フジテレビ系新ドラマ『トクメイ! 警視庁特別会計係』(毎週月曜22:00~)の制作発表会見が13日に都内某所で行われ、橋本環奈、沢村一樹、松本まりか、JP、前田拳太郎、徳重聡、佐藤二朗が登壇。前田が現場の雰囲気について語った。
■前田拳太郎「現場ではJPさんの肩を揉んだり靴を磨いたり…」
登壇した男性メインキャストが皆180cmオーバーの長身ということで、橋本は、常に上を向いてセリフを言うことになり、現場では蛍光灯の光が顔に当たる中で撮影をしていると告白。182cmの前田に橋本が「顔もちっちゃい!」と褒める場面も。新人刑事役の前田だが、司会者から現場でもそんなポジションなのかと聞かれると「そうですね、下っ端なので、現場ではJPさんの肩を揉んだり靴を磨いたりしています」とポツリ。橋本に「そんなんやってるの!? ヤダー!」と非難され、焦ったJPが「やってないやんか!」とツッコむと、前田は「ウソです!」と弁解。「こんなムチャブリにも応えてくれるくらい皆さん優しくて。本当に雰囲気がいいので、かたくならずにのびのびと下っ端役を演じさせていただいています」と現場の雰囲気の良さを語った。
また、作品の“経費削減”にちなみ、生活の中で削減したいことを聞かれた前田は「丁寧な暮らしをしたいなと思っていて。食べ物をコンビニで買っちゃったりするので、お弁当を作りたいなという気持ちがあります」と明かす。しかしあくまでまだ願望のようで「来週あたりから始めようかなと」と、今までまだ一度も作ったことがないよう。「どんなお弁当にしたいですか」と掘り下げられると、「……すみません、今僕に質問が来ると思ってなかったので油断していました、そこまで考えてなかったです(笑)」と素直に答え、一同を笑わせた。
■新しい警察エンターテインメント『トクメイ!』
橋本がフジテレビ系連ドラ初主演を務める今作は、警察組織経費削減の“トクメイ”を受けた警察官を主人公にした新しい警察エンターテインメント。緊縮財政を強いられた警察組織は、かねて警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署で、捜査費などにメスを入れる“経費削減”テストを行うことを決めた。そんな経費削減の“特別命令=トクメイ”を背負って本庁から派遣された特別会計係の女性警察官・一円(はじめまどか/橋本)だったが、そこで待ち受けていたのは無駄な器物破損やいかがわしい情報屋との交流、使途不明な経費などがまかり通ってきた所轄署のひと癖もふた癖もある個性豊かな刑事たち。「捜査に金は必要だ!」と話す刑事たちと、時にぶつかり合い時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導く新しい警察エンターテインメントとなっている。