米有料動画配信サービス・Netflixは、人気漫画「幽☆遊☆白書」の実写ドラマシリーズを、12月14日から世界同時配信すると発表した。ネットでは「不安なんだけど」「楽しみ!」など、実写化の常ではあるが賛否の交じった声が集まっている。
「幽☆遊☆白書」は、冨樫義博さんによる日本の漫画作品。「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて、1990年から1994年にかけて連載された。主人公の浦飯幽助が交通事故で死亡して幽霊になってしまうところから物語が始まり、主人公とその仲間たちの活躍が描かれる。本作はこれまでアニメ化や映画化、ゲーム化、舞台化などはされてきたが、実写化されるのは今回が初とのこと。
Netflix版「幽☆遊☆白書」は、人間界・魔界・霊界という3つの領域から構築される壮大な世界観や、キャラクターたちが己の信念をかけてぶつかり合うバトルアクション、種族を超えて交錯する登場人物たちの感情の機微などを実写で表現するために、制作期間に5年を要した作品だという。人間と妖怪、すべてのキャラクターたちへ命を吹き込み、「いまだかつてないバトルアクション表現を実現する」としている。
Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) October 11, 2023
世界配信日は2023年12月14日(木)に決定💥
制作期間5年、「週刊少年ジャンプ」の伝説的大ヒット漫画がついに世界初実写化!
◆浦飯幽助 #北村匠海
◆蔵馬 #志尊淳
◆飛影 #本郷奏多
◆桑原和真 #上杉柊平
さらに、配信開始前夜のスペシャルイベント「12.13決戦前夜祭… pic.twitter.com/pjyXqpvP5s
本作のキャストは、浦飯幽助役を北村匠海さん、蔵馬役を志尊淳さん、飛影役を本郷奏多さん、桑原和馬役を上杉柊平さん。監督は、映画「君の膵臓が食べたい」や「君は月夜に光り輝く」などの月川翔さんだ。VFXスーパーバイザーとして、米アカデミー科学技術賞を受賞した坂口亮さんが加わり、スキャンラインVFXなどの世界中の最先端CG・VFX技術を結集したグローバルドリームチームによって制作される。
配信日の発表にあわせて、スペシャルイベント「12.13決戦前夜祭 全世界最速上映会」を、12月13日に開催することも明かした。世界中でどこよりも早く本作を鑑賞できる先行上映会のほか、様々な企画が用意される。参加ゲストや応募方法などの詳細情報は後日発表予定としている。
漫画やアニメを原作とする実写化作品においては、酷評されるケースが多い。今年公開されたNetflix版「ONE PIECE」は好評を得ていたが、果たして、本作は「ONE PIECE」のような人気作となるのだろうか。
ネット上では「ちょっと気になる!!」「めっちゃ楽しみ!」「これは激アツ」「ん~楽しみでもあり、やらないでほしい感もあり複雑だなぁ」「戸愚呂兄はピース又吉さんでお願いします」「ワンピースに続けるか!?」「不安なんだけど」「実写化いらんて…」「何故アニメをリニューアルしなかったのか…」など賛否入り混じる声が寄せられた。