中国の家電メーカー、Dreame Technologyの日本支社となるドリーミーテクノロジージャパンから、同社製の最高峰をうたうロボット掃除機「DreameBot L20 Ultra Complete」(以下、DreameBot L20)が発売となった。アマゾン公式店舗での価格は229,800円。
DreameBot L20は、吸引掃除・水拭きに対応したロボット掃除機の本体と、高機能な全自動クリーニングステーション(充電ドック)で構成。全自動クリーニングステーションは、ロボット掃除機のゴミを自動収集、水拭き用モップへの給水、モップの自動洗浄・熱風乾燥、洗剤の自動投入という機能を備える。
ロボット掃除機の底面には2つの回転モップを配置。床に圧力をかけながら水拭きするほか、壁ぎわセンサーによって底面のモップを自動で壁ぎわギリギリまで伸ばして掃除する(自動伸縮)。汚れ具合を検知するセンサーを搭載しており、普段より床が汚れているときは、モップを洗浄してから再び水拭きを行う。
水拭きでは、連携させたスマートフォンのDreamehomeアプリから3通りの動作を設定できる。(1)毛足の長いカーペットがある場合、全自動クリーニングステーションへ戻ってモップを取り外してから吸引掃除を再開。カーペットのゴミを最大限に吸引する。(2)毛足の短いカーペットの場合は、カーペットを濡らさないようにモップを最大10.5mmまで持ち上げて吸引掃除。(3)バスマットやキッチンマットなどの場合は、ロボット掃除機が乗ることで引きずられないように、回避しながら吸引掃除する。そのほかDreamehomeアプリからは、間取りのエリア分け、走行禁止エリアの設定、吸引のみ・水拭きのみといった細かい設定が可能。
ロボット掃除機にはレーザーセンサーとLEDライトがあり、部屋の間取り、家具の配置を認識してマッピングし、適切な経路で動く。仕様上では55種類の物体を認識して、床の上にモノがあっても回避しながら掃除を続ける。また、音声アシスタントとして、Googleアシスタント、Seri、Alexaをサポート。
ロボット掃除機の本体サイズは幅350×奥行き350×高さ103.8mm、重さは4.3kg、最大吸引力は7,000Pa、段差対応は最大20mm、ダストボックス容量は300mL、水タンク容量は80mL、バッテリーによる動作時間は最大180分。
全自動クリーニングステーションの本体サイズは幅606.5×奥行き426×高さ499mm、重さは13.3kg。ロボット掃除機からのゴミは紙パックへと収集し、自動ゴミ収集容量は3.2Lとなる。給水(浄水)タンク容量は4.5L、汚水タンク容量は最大4.0L。
同梱品は、紙パック×5、メインブラシ×2、サイドブラシ×2、クリーニングツール×1、銀イオン除菌モジュール×3、モップパッド×14、モップパッドホルダー×2、専用床洗剤×4、ダストボックスフィルター×4など。