キヤノンは10月11日、RFマウント用の超広角ズームレンズ「RF10-20mm F4 L IS STM」を発表した。10mmから20mmの超広角域をズームで操れ、広角特有の迫力のある撮影が楽しめる。超広角ながらレンズ内手ブレ補正機構も搭載し、手ブレによる失敗を抑えられる。プロフェッショナルや写真趣味層に売り込む。
価格はオープンで、キヤノンオンラインショップでの販売価格は376,200円。発売は10月27日。
フルサイズ対応の超広角ズームレンズ。EFマウント版の超広角ズームレンズ「EF11-24mm F4L USM」と比べ、重さは約1,180gから約570gに軽量化し、全長は約132mmから約112mmに短縮した。レンズは防塵防滴構造。
スーパーUDレンズやUDレンズ含むレンズにより、ズーム全域で色収差を補正し、超広角で目立ちやすい色収差やにじみを抑えた。
超広角域のレンズでは珍しく、レンズ内手ブレ補正機構を備えた。補正効果は約5段分で、ボディ内手ブレ補正機構を搭載するEOS Rシリーズと組み合わせて補正効果を高める協調制御や、周辺部のブレや動画撮影時のブレを抑える周辺協調制御にも対応する。
- 焦点距離:10~20mm
- レンズ構成:12群16枚
- 最短撮影距離:0.25m
- 最大撮影倍率:0.12倍(20mm時)
- フィルター径:なし(後部ゼラチンフィルターホルダーに差し込み)
- 寸法:約83.7mm(最大径)×112mm
- 質量:約570g