シャープは、“テレビの新しい価値を考える”ハッカソンを、11月に東京ビッグサイトで行う技術展示イベント「SHARP Tech-Day」の中で開催決定。上位チームには賞金を授与するほか、今後の共同開発や出資、支援を検討する。
今回のハッカソン(ソフトウェア開発イベント)のテーマは、『テレビの新しい価値を考える』。参加者は期間内に、シャープのAQUOSテレビ関連のAPIを活用して「AI」や「Web3」、「QoL(Quality of life)」、「エンターテインメント」といったキーワードに基づき、“テレビの新たな世界”を目指したソフトウェア開発にチャレンジ。アイデアの斬新さや技術の優秀さを競い合う。
ハッカソンでの開発成果については、審査のうえでSHARP Tech-Dayの最終日(11月12日)に表彰式を実施。優れた成果を残した上位チームには賞金を授与するほか、今後の共同開発やシャープからの出資、短期間で事業を成長させるアクセラレーション支援などの検討を行う予定。
テレビ業界に関わるエンジニアやデザイナーだけでなく、スタートアップ企業や各種研究職、個人も含めて業種・職種を問わず参加を受け付ける。応募方法や開催概要、賞金など、詳細は10月下旬にアナウンスする。シャープでは「さまざまな技術やバックグラウンドを持っている人々との共創を通じて、革新的な商品やサービスの創出を目指す」としている。
「SHARP Tech-Day」(会期:11月10日〜12日)は、シャープが9月15日に創業111周年を迎えたことを記念し、中長期的な持続的成長の原動力となる革新的な技術やソリューションを紹介する同社初の単独技術展示イベント。会場は東京ビッグサイト 東8ホール。入場無料だが、特設サイトからの事前登録が必要。