人気アニメ「ガールズ&パンツァー」の公式X(旧Twitter)が、作品と縁のある場所に実際に訪れる "聖地巡礼" に関する注意喚起をおこなっている。ネット上ではファンから「モラルが問われる」「本当のファンか否か試されてる」などの声が集まっている。

「ガールズ&パンツァー」は、戦車を用いて行なわれる架空の武道「戦車道」をテーマとした作品で、茨城県・大洗町を舞台に、戦車道全国大会で優勝を目指す主人公・西住みほら「県立大洗女子学園」の生徒たちの奮闘が描かれる。現実の街並みが作品に頻繁に登場することもあって、実際に舞台となった場所を観光する「聖地巡礼」が、地域振興にまで活かされるほど盛り上がっている作品でもある。

今回「ガールズ&パンツァー」の公式Xは、映画「ガールズ&パンツァー最終章」第4話の公開日である10月6日に、「お知らせ」と題して投稿。映画公開にあわせる形で「『ガールズ&パンツァー 最終章』第4話に保育園が登場いたしますが、児童、保護者、職員の皆様のプライバシーを保護するため、モデルとなった保育園の外観や敷地内の撮影、および撮影許可を求めることはお控えください」と注意喚起し、「みなさまのご協力をお願いいたします」と呼びかけた。

ファンからは「聖地巡礼も行き過ぎると作品に協力してくれた方々の好意を踏み躙ることになってしまいますからね、聖地巡礼、ほどほどに☺️」「これは、ガルパンおじさんのモラルが問われる…」「これはファン、マニアが率先して規範を示してほしい」「本当のファンか否か試されている」「皆様も聖地巡礼は節度とマナーを持った行動をしましょうね!」「公式からあらかじめ注意喚起することは良いこと」などの声が寄せられている。