ソニー・インタラクティブエンタテインメントが10月11日、PlayStation 5の新モデルを発表した。現行モデルから30%スリム化されるが、価格は通常版が税込66,980円、デジタル・エディションが税込59,980円で、現行モデルより高くなる。ネットでは「円安が悪いのよ全部」「値段はスリムじゃないのね」などと話題となっている。
今回発表されたPlayStation 5の新モデルは、PS5のゲーム体験を実現するテクノロジーや機能はそのままに、スリム化されたことが特徴。現行モデルよりサイズが30%以上小型化しており、重さはディスクドライブを搭載した通常版が18%、ディスクドライブを搭載しないデジタル・エディションが24%軽量化している。また、各モデルの本体内蔵のSSDストレージは825GBから1TBへと増量された。さらに、デジタル・エディションに取り付け可能な外付けディスクドライブ「Ultra HD Blu-rayディスクドライブ(税込11,980円)」も登場する。
価格はディスクドライブを搭載する通常版が税込66,980円で、現行モデル(税込60,478円)より約6,500円高くなる。デジタル・エディションは税込59,980円で、現行モデル(税込49,478円)より約10,000円高くなる。これを受けてか、SNS上では「PS5値上げ」などのワードがトレンド入りを果たす事態となっていた。
また今回の発表では、PS5の一部周辺機器の価格改定を10月18日に実施することも明らかとなった。「DualSense ワイヤレスコントローラー」や、「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」、「DualSense 充電スタンド」などが値上げされる。たとえば「DualSense ワイヤレスコントローラー」は税込7,678円から税込9,480円、「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」は税込10,978円から税込12,980円へ変更されるようだ。
新デザインのPS5®をホリデーシーズンに向けて発表!
— プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) October 10, 2023
ストレージは1TBに拡大し、Ultra HD Blu-rayディスクドライブが着脱可能に。
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新型PS5は、日本国内のPlayStation取り扱い店舗にて、11月10日から発売予定。なお、現行モデルは在庫がなくなり次第、販売を終了するとしている。
ネット上では「円安が悪いのよ全部」「ドル円相場からしたら日本価格はだいぶ頑張ってるからね」「コントローラー値上げきくぅ」「実質的な値上げってやつ。それでも買い替えたいなぁ…」「値段はスリムじゃないのね」などの声が寄せられた。