東海テレビは、藤井聡太棋士の八冠達成を記念して、特番『藤井聡太 八冠』を、13日(19:00~ ※東海ローカル)に放送する。

  • 藤井聡太八冠=王位戦の前の記者会見場にて

番組では、負けては泣いていた少年時代から、快挙達成に至るまでをプレイバック。また、タイトル戦を戦ったライバルから、藤井八冠が尊敬する棋士らが「強さの秘密」を分析する。歴史的快挙の裏に隠された努力・センス・見えないオーラとは…。

同局の藤井聡太特番は『藤井聡太14才』から始まり、ついに第7弾。ナレーションは、萩本欽一が担当する。

東海テレビの伏原健之ププロデューサーは「6歳のバースデーカードに『おおきくなったらしょうぎのめいじんになりたい』と夢を描いた藤井聡太少年は、21歳で史上初の八冠独占を達成しました。私たちが“聡太くん”の取材を始めたのは9年前、彼はまだ何者でもない小学6年生でした。そして、14歳2カ月で史上最年少プロとしてデビューしてからは驚きの連続でした。当初の目標は“東海地方にタイトルを!”でしたが、あっという間に、地元に八つもタイトルを持ってきてくれたのです。今回の特別番組は東海テレビの“藤井聡太シリーズ”の集大成です。ライバルや大先輩、家族のように見守る人たちなどが登場し、強さの秘密や、人間的な魅力を描きます。私たちにとって、聡太くんは“ふるさとの英雄”であり、日本中みんなの“夢と希望”です。聡太くん、これからも私たちに夢を見せてください!」とコメントしている。

  • 七冠をかけた対局の会場となった長野の“藤井荘”前にて