大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は11日、四つ橋線と中央線の全駅で可動式ホーム柵を設置すると発表した。2023年11月に四つ橋線の肥後橋駅から工事に着手し、2023~2024年度にかけて可動式ホーム柵の整備を進めていく。

  • 設置済みの四つ橋線西梅田駅の可動式ホーム柵

同社はこれまで、御堂筋線、千日前線、堺筋線、長堀鶴見緑地線、今里筋線、ニュートラムの全駅と、谷町線の1駅(東梅田駅)、四つ橋線の2駅(西梅田駅・大国町駅)で可動式ホーム柵を整備し、全133駅中85駅(64%)で設置を完了している。2023~2024年度は四つ橋線と中央線で設置工事を進め、2025年3月に全133駅のうち81%の駅で設置完了。2025年度末までに谷町線全26駅で設置を完了し、全133駅で可動式ホーム柵の設置完了をめざす。

今後、四つ橋線肥後橋駅で2023年11月から工事に着手し、12月下旬に運用開始する予定。その他の駅も、設置を完了した駅から順次運用開始。四つ橋線はすでに設置済みの西梅田駅・大国町駅を除く9駅、中央線は全14駅で設置完了を予定している。