JR東日本新潟支社は11日、蒸気機関車C57形180号機が所属する新潟車両センター新津派出所・新津運輸区で、11月23日の日中時間帯に「SL C57 180 撮影会」、11月23・24日の16時30分(第1部)・18時30分(第2部)に「SL“アフター5”撮影会」を開催すると発表した。
「SL C57 180 撮影会」は11月23日の13時30分から15時40分まで開催。今回は撮影時間を約80分に拡大して実施する。蒸気機関車の外観撮影(ヘッドマークは装着されない)に加え、運転台を撮影する時間も設けられる。要望により、係員が石炭を投入する際に使用する「焚口戸(たきぐちど)」の開閉操作が実演され、石炭が燃焼する様子を撮影できるが、投炭作業は実演されない。
「SL“アフター5”撮影会」は11月23・24日、第1部を16時30分から18時50分まで、第2部を18時30分から20時50分まで開催。第1部・第2部ともに撮影時間は90分程度を予定している。適宜、蒸気を排出する演出や「前部標識(前照灯)」「庫内照明」の切替えを行い、さまざまな撮影シーンが演出される(運転台は撮影できない)。
なお、「SLばんえつ物語」を牽引するC57形180号機は、1946(昭和21)年の製造から77年で「喜寿」を迎える。これを記念し、今年度内は「喜寿」のヘッドマークを装着して運行。「SL“アフター5”撮影会」にて、ヘッドマークなしの状態と「喜寿」ヘッドマークを装着した状態でそれぞれ撮影時間が設けられる。
「SL C57 180 撮影会」「SL“アフター5”撮影会」ともに新潟車両センター新津派出所・新津運輸区(新潟市秋葉区)で開催。集合・解散は会場まで徒歩約10分の信越本線新津駅となる。
申込みは「JRE MALL」新潟支社にて、10月13日12時30分から11月15日23時59分まで受け付け、売り切れ次第、終了となる。「SL C57 180 撮影会」の参加費は7,180円で募集人数は15名、「SL“アフター5”撮影会」の参加費は1万2,000円で募集人数は各部10名(合計40名)。いずれも大人・小児同額(小学生以上対象・未就学児不可)、小学生の参加には保護者の同伴が必要。同伴者が入場する場合も商品の購入が必要とのこと。