映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月8日公開)の完全吹替版製作発表会見が11日、東京・神田明神ホールと神田明神境内で行われ、吹き替え声優を務める花村想太(Da-iCE)、セントチヒロ・チッチ、岸祐二、武内駿輔、松本梨香、長田庄平&松尾駿(チョコレートプラネット)が出席した。
『チャーリーとチョコレート工場』(2005)に登場した工場長ウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”を描く本作。このたび、セリフに加え、劇中に登場する全13曲の楽曲も同じキャストが吹替をする完全吹替版の製作が決定し、吹替キャストがお披露目された。
魔法のチョコレートを作り出す純粋無垢なチョコ職人である本作の主人公ウィリー・ウォンカ役は、5人組男性アーティスト・Da-iCEのボーカルを務める花村想太に決定。「初めての吹替ということですごく緊張しているんですけどしっかりと世界観を伝えられるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。
そして、「自分が10代の頃から見ていた作品なので、その作品の一部になれるというのは本当に幸せなことだなと思いました」と喜び、「ここ4、5年ずっと『声優のお仕事をやらせていただきたいです』といろんなところで言わせていただいていたので、その夢が叶うと同時に、自分の歌声も作品に乗せていただけるというのは本当に幸せです」と感慨深げに語った。
花村のほか、ウォンカの魔法を信じる孤独な少女・ヌードル役に元BiSHのボーカルであるセントチヒロ・チッチ、チョコが好きすぎて悪事に手を染め、ウォンカに迫る警察署長役にチョコレートプラネットの長田庄平、謎に満ちたチョコレート中毒の神父役に相方の松尾駿、ウォンカの夢を邪魔する街の実力者・チョコレート組合の長であるスラグワース役に岸祐二、スラグワース率いるチョコレート組合の1人・フィクルグルーバー役に武内駿輔、意地悪でがめつい宿屋の主人であるミセス・スクラビット役に松本梨香が決定した。