子役の真木ことかが10日、都内で行われたAmazon Original映画『次元大介』(10月13日より世界独占配信)のワールドプレミアに、玉山鉄二、さとうほなみ、草笛光子、橋本一監督とともに登壇した。
ルパン三世の無二の相棒で早撃ちの天才であるガンマン、次元大介を主役に据えた本作。小栗旬主演の実写映画『ルパン三世』(14)でも次元大介を演じた玉山が、9年ぶりに同役を演じた。
真木は、悲しい過去を抱え声を失った少女・水沢オト役として出演。「初めての声が出ない役だったので、どう表そうか考えていたんですけど、自分がオトの気持ちになって、しっかりオトの過去を振り返って、表情で表せたんじゃないかなと思いました」と振り返った。
すると、玉山は「彼女はすごかったですよ。集中力も高いし、泣くお芝居も、1回スイッチを踏むともう次出るわからないからって、撮影時間3~4時間ぐらいずっと泣いているんです。彼女の集中力は大人顔負けで、我々が勉強させられる感じでした」と絶賛。「初心の思いというか、昔の自分を思い返して、全然できなかったのになと思いました」と話した。
また、本作にちなみ、“相棒のように欠かせないもの”についてトーク。真木は「ぬいぐるみ」と答え、「小さいときからぬいぐるみが大好きで、撮影のときに欠かせないもので、気分によってぬいぐるみを持ち歩いているんですけど、今日も相棒を持ってきていて、この子はクリスマスプレゼントに玉山さんからもらいました」と、玉山からもらったというぬいぐるみをお披露目した。
玉山は「本当に彼女撮影頑張っていて、せっかくのクリスマスも、見知らぬ土地の京都で撮影だったんです。どうにかクリスマスの日もテンションを上げてあげたいなと思って、どのぬいぐるみがいいかなといろいろ調べて、一つ一つドイツの職人さんが手作りで作っているやつだったので、これがいいと思って、トランクもついていたので、それをプレゼントしました」と説明。真木は「宝物、相棒ですね」と笑顔を見せていた。