ネオマーケティングは10月6日、「メイクに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、2023年9月5日~9月8日の4日間、全国の16歳以上のメイクに興味のある男女1000人を対象に実施したもの。

  • メイクに関する知識・技術レベル

はじめに、メイクに関する知識・技術レベルについて尋ねると、「始めたばかりで、やり方や商品の選び方がわからない」「メイクはするが、技術や知識に自信はない」と、知識・技術ともに自信がない人の割合が48.3%という結果に。

「メイクが好きで、常に最新情報をチェックしている」という、いわゆる“メイク好き”や“メイクオタク”と自負する人の割合は7.3%にとどまった。

  • メイク情報をどこから収集しているか

メイク情報をどこから収集しているか聞くと、男女ともに10〜20代は「Youtube」で情報を収集する割合が最も多く、とりわけ10〜20代女性においては「Youtube」と「Instagram」が、それぞれ51.2%・50.4%と約半数を占める結果に。10〜20代に限らず、女性のほとんどの年代においてこれら2つのSNSの利用割合は20%以上を超えており、重要な情報源であることが判明。

「X(旧Twitter)」について女性は相対的に低い割合だが、男性の場合、30代では22.4%、40代・50代でもそれぞれ13.6%・8.8%と、年代が高くなっても一定の割合をキープしていた。男性にとっては「X(旧Twitter)」も他のSNSと同様に重要な情報収集源になっているという。

また、30代以降は「ドラッグストア」を情報源とする割合が増加。30代女性は48.8%、40代女性は38.4%、50代女性は40.8%といずれも40%前後をマークしており、全体の割合を引き上げていた。

  • メイクについて相談したい・アドバイスをして欲しい相手

メイクについて相談したい・アドバイスをしてほしい相手としては、メイクのプロである「メイクアップアーティスト」が14.5%でトップに。しかし、メイクの専門ではない「美容師・エステティシャンなど美容サロンのスタッフ」も12.3%、素人である「友人・知人」であっても11.7%と、トップとあまり大差ない結果となった。

  • メイクに求める効果

メイクに求める効果について性年代別に見ると、女性の場合「肌をきれいに見せたい」は全年代でトップに。また、「若々しく見せたい」は年代が上がるにつれ課題感を持つことがわかった。女性50代では「若々しく見せたい」人が44.8%という結果に。

そのほか、10代~30代の女性は「垢抜けて見せたい」が上位に入っており、自分に似合うメイク方法を身につけ、より魅力的に見せたいという気持ちが表れていた。一方で、男性は女性よりもメイクで「健康的に見せたい」という気持ちが強く、10〜20代を除きどの年代も20%強をマークした。