農林水産省職員の実況プレイが見どころ満載
【意外にも好評につき第2弾】
農水省初のゲーム実況動画を公開したところ、想定外の反響がありこの度2弾を公開しました。
話題の「リアルすぎる農業シミュレーションゲーム」を農林水産省の職員がプレイしています。
前回の反省を踏まえ、音質を大幅に改善しています。
— 農林水産省 (@MAFF_JAPAN)
農林水産省公式Xの投稿より
農林水産省公式YouTube「」では、農林水産省の職員が日本の農山漁村の魅力を発信しています。その中で、農業ゲーム「Farming Simulator23」実況プレイ動画が公開されています。
実況プレイには、農林水産省広報室の白石さんが挑戦。メニュー画面などのゲームの設定はもちろん、農作物の違いなどを都度説明してくれるので、農業未経験の視聴者のみならず、経験者であっても楽しめます。
また、実況の途中からは農家さんも登場。ゲーム内での動きに連動して、実際の農業の場面では何が起きているのかの実体験を聞けるのも、「BUZZ MAFF」ならではの楽しみ方です。
トラクターの比較や輪作の説明、海外や日本における農業形態の違いなど、農林水産省の職員や農家さんならではの知識も。2023年9月27日時点ではの動画が公開されています。
ゲームなのに話題が「リアル」
動画では白石さんが小麦の栽培に挑戦。すき込みには、実際の農業と同じようにトラクターを使って取り組みます。「Farming Simulator23」はトラクターの操作が意外と難しいのもポイント。
YouTube動画に出演されている農家さんからは「意外と(本物の)トラクターを運転するよりも難しいのでは?」というコメントも。普段農機を扱う農家さんだからわかるコメントもあるので、実況を見ていて飽きません。
収穫してからはサイロに小麦をためますが、売り時もかなりリアル。売り相場が月によって変動するため、どのタイミングで売るかを見極めなければなりません。
実際、農家もよく抱える悩みのようで、共演している農家のカマさん、アンドウさんからはリアルな売り時の説明も。相場を予想しながら作物を変える、時期を早めて栽培をするなど、農家ならではの工夫も聞けるため、実際の経営計画に役立つ知識も満載です。
もちろん動画の中では初心者向けの情報も盛りだくさん。普段はあまり気にしないお米の種類の説明や、旬の野菜が取れる時期など。農業をもっと身近に感じられるコンテンツになっています。
ゲームでもっと農業が身近な存在に
YouTubeのコメント欄では「農家さんが出演することで農業に親近感が湧いた」「農林水産省がゲーム実況をするのは斬新」「農業の魅力が伝わった」などのコメントが寄せられています。
農業と聞くとつい古くさいイメージが浮かんでしまいますが、ゲーム実況では最新の機器についての紹介や説明もあるため、農業のイメージが大きく変わるかもしれません。
「農業では、若い担い手が不足しています。特に地方ではそういった問題が顕著です。今回のYouTube動画をきっかけに、若い方がもっと農業に興味を持ってくれたらうれしい。まずは動画で農業を身近に感じてくれたら」と白石さん。
「Farming Simulator23」で収穫できる作物は、全14種類。生産後は作物を加工し販売できるので、今後は新しい視点の話も聞けることでしょう。
続編も今後公開されるとのこと。次の動画を楽しみに待ちましょう。