ABC・テレビ朝日系ドラマ『何曜日に生まれたの』(毎週日曜22:00~)がこのたびクランクアップを迎えた。最終回は、きょう8日に放送される。

  • 『何曜日に生まれたの』クランクアップ (C)ABCテレビ

■『何曜日に生まれたの』最終回あらすじ

今作は、日本を代表する名作を多数生み出してきた脚本家・野島伸司氏のオリジナル作品で、高校時代の“ある出来事”をきっかけに10年間ほぼ引きこもり生活を送っている27歳の黒目すい(飯豊まりえ)が主人公の物語。単行本第一巻発売記念サイン会で、公文竜炎(溝端淳平)が熱狂的なファン(山之内すず)に襲われた。久美(シシド・カフカ)は対応に追われ、現場は大混乱に。一方その頃、すいは公文の妹・蕾(白石聖)に会うため1人病院へ。 すい は、10年前のバイク事故以降、自らを見守り続けてくれていた公文のおかげでコモリビト状態から脱出できた。過去のトラウマから仮面を被り続ける公文竜炎を、そして妹の蕾を救いたい。すいは蕾とおそろいのオレンジウィッグを被り、中庭から病室へメッセージを送り続けるのであった。

サッカー部のメンバーたち悠馬(井上祐貴)・純平 (YU)、瑞貴(若月佑美)・リリ子(片山友希)・健人(濱正悟)も、過去のわだかまりや悩みを乗り越え、 新たな人生の一歩を踏み出そうとしていた。そして悠馬は、すいを連れてホントの海へ。悠馬が伝えようとするホントの想いとは。公文に救われたすい。すいが救いたい公文。そして新たな道を歩き始めるサッカー部のメンバーたちが選んだ未来とは。野島氏が描く結末とは 。

■『ナンウマ』キャスト10人のクランクアップコメント

このたび、ドラマ『何曜日に生まれたの』が全日程の撮影を終えた。真夏に約3カ月間という過酷な撮影を乗り越えたメインキャストたちのクランクアップ写真とコメントが公開された。

■黒目すい役 飯豊まりえ

人間関係で思い悩んでいる人。コロナで、寂しさを感じていた方々のこの3年間が、少しでも報われるといいなと思いながら、お芝居をしてきました。誰かを大切に思う、優しい世界線が、もっと生まれますように。この作品がまた1話から見返されたり、みなさんの記憶に少しでも長く残れたらうれしく思います。最後まで是非ご覧になって下さい!

■公文竜炎役 溝端淳平

クランクインから約3カ月。暑い熱い夏をキャスト・スタッフみんなで駆け抜けました。やはり野島伸司さんが描く奥深い世界観を具現化するのは非常に難易度が高く、監督も役者も頭を抱えたことは少なくなかったと思います。野島さんの作品は同じ台本でも読む人によって捉え方が全然違う。答えが無限にあるようで、話し合いやディスカッションがとても重要でした。だからこそ作品への愛も深くなりチームとしても一丸となって撮影に臨むことができたと思います。

そんな愛おしい『ナンウマ』がいよいよ完結します。公文の台詞で「その時代だけではなく、物語を衝撃と共に長く記憶して欲しい」とありますが、まさにそんな想いです。先の読めないラスト、是非皆さんに届いて欲しいです。

■江田悠馬役 井上祐貴

毎話予想不可能な展開が待っている野島さんの脚本は、本当に沢山悩み、沢山の発見をした作品でした。オーディション、クランクイン前のサッカー練習、真夏の“ホントの海”での連日の撮影、他にも沢山の思い出が頭の中を駆け巡っています。どれも楽しくて大切な時間でした。いよいよ最終話。ラブストーリーか、ミステリーか、社会派ドラマか。是非最後まで見届けてください。

■雨宮純平役 YU

今までナンウマをご覧いただき、ありがとうございます。今夜最終回を迎えます。今回、雨宮純平という役は、自分だけでなく、監督はじめ、プロデューサーさんと一緒に作り上げた役だと思っています。最初は、独特な言い回しのセリフが、演じるうえで凄く難しかったのですが、撮影が進むにつれて、そのセリフさえも楽しめるようになりました。最後まで、俺様な純平を楽しんでいただけたらうれしいです。

■江田瑞貴役 若月佑美

野島伸司さんが作り出す物語は様々な人の感情が渦巻き、複雑に絡み合う。ただそれでいて芯の部分は実はシンプルだったり。一筋縄ではいかないな! と演じる難しさもありましたが、瑞貴という人物を考えて過ごす時間はとても貴重で実りある時間でした。ぜひ各々のキャラクター達はどんな着地をしていくのか、最後まで楽しんでいただけたらと思います!!

■橋爪リリ子役 片山友希

『何曜日に生まれたの』ついに最終回を迎えます! 台本にサイコパスと書かれた役をどのように演じたらいいのか……と思いましたが読めば読むほどサイコパスに見えるけど決してそうではなく多面的な人間だと思いました。それは野島伸司さんの本の力だなと思いました。物語がどのように進んでいくのか。すいや同級生達はどのような選択していくのか……。ぜひご覧ください!!

■城崎健人役 濱正悟

ここまでご覧頂いた皆様、ありがとうございます。城崎健人として撮影現場に向かう日々が充実していたのはもちろんのこと、毎話、放送の度に視聴者の皆様と共に心が揺れ動いていました。それはそれは、とても貴重で有意義でした。さて、ナンウマ、最後まで何が起きるかわかりません。今夜、誰もみたことがないような展開と結末、そしてみんなの新しい表情がみられることでしょう。それぞれの行く先を見届けてください。ところで、そろそろ補欠のキャプテンもナンウマ? って聞いてもらえるのでしょうか。

■来栖芽衣役 早見あかり

毎話公文家でのシーンは舞台に立っているような心地よい緊張感がありました。ただ撮影を終えてみたら最高に楽しかった! がいちばんの感想です。いよいよ最終回。どんなカテゴリーにもハマらないナンウマがどんな終わりを迎えるのか楽しみにしていてください。

■来栖久美役 シシド・カフカ

いよいよ最終回。色々な側面を持ち、いくつも展開のあったナンウマ。皆さんにはどんなストーリーとして映ったでしょうか。野島さんの本は読んでも演じても完成を観ても、それぞれ違った発見のある面白い経験でした。どんな最終回になっているか、皆さんと一緒に楽しみたいと思います。

■黒目丈治役 陣内孝則

私自身、娘を持つ父親に憧れていた事もあって、ドラマの中とはいえ飯豊まりえさんという素晴らしい女優さんと父親と娘を擬似体験できて、とてもとても幸せな3カ月でした。溝端さんシシドさんはもちろん若いキャストの皆さんの新しい感性と豊かな才能に感動するばかりでした。そして、SNSや友人などからのすごく熱のある反響にエネルギーをいただきました。感謝しております。そして、何より野島伸司さんは天才です。

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