社会調査研究センターは10月1日、インターネット調査方式「dサーベイ」による全国世論調査の結果を発表した。同調査は10月1日から、全国約6500万人(18歳以上)から無作為に抽出したNTTドコモのdポイントクラブ会員の回答者1505人を対象にインターネットで実施したもの。
岸田内閣の支持率は23%で、前回調査(9月3日)の25%から2ポイント減の横ばい。不支持率は前回比1ポイント増の64%だった。岸田文雄首相は9月に内閣改造と自民党役員人事を行ったが、岸田政権に対する期待が「高まった」との回答はわずか4%で、「高まっていない」が79%に上った。
岸田政権が今月中にまとめる経済対策についても「期待する」は15%にとどまり、「期待しない」が68%を占めた。
岸田政権の少子化対策に「期待する」は14%、「期待しない」は70%だった。
「岸田首相は、首相自らが外交を主導する首脳外交を重視しています」というプラスイメージの説明を付けて、岸田首相の外交に期待するかを尋ねても「期待する」は24%で、「期待しない」の57%を大きく下回った。