アイドルグループ・日向坂46の齊藤京子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『泥濘の食卓』(21日スタート 毎週土曜23:30~)のポスタービジュアルが6日に公開された。

  • 『泥濘の食卓』ポスタービジュアル=テレビ朝日提供

■齊藤京子初単独主演ドラマ『泥濘の食卓』

伊奈子氏によるコミックを実写ドラマ化し、齊藤が初の単独主演を務める同作は、毒親に育てられたことで「自分には何の取り柄もない」と思い込んでいる自己肯定感の低いスーパーの店員・捻木深愛がバイト先の店長と不倫をし、やがて店長の息子、店長の妻と、愛する相手の家庭へ徐々に寄生して泥濘へと引きずり込んでいく“パラサイト不倫”を描く物語。

■不穏な空気漂うポスタービジュアルが完成

このたび公開されたポスタービジュアルは、ピンクの泥がドロドロと垂れ下がるグレーのダークな壁を背景に、主人公の深愛(齊藤)を囲むように、深愛の不倫相手でスーパーの店長・那須川夏生(吉沢悠)、店長の息子・那須川ハルキ(櫻井海音)、ハルキの幼馴染・尾崎ちふゆ(原菜乃華)、店長の妻・那須川ふみこ(戸田菜穂)、そして深愛の母・捻木美幸(筒井真理子)が並ぶが、どこか違和感や不気味さが。ピンクの泥は純粋さとおどろおどろしさを表しており、かわいさの中にあるシリアスでダークな面という本来ならば相反する2つを掛け合わせて、物語の不穏さが表現されている。その中で、真っ直ぐすぎる瞳でうっすら微笑む深愛をはじめ、一人ひとりが見せる表情は異なりながらも、そのすべてに“闇”を感じるビジュアルとなっている。

■高崎壮太(テレビ朝日プロデューサー)コメント

『泥濘の食卓』の最大のポイントは、齊藤京子さん演じる主人公・捻木深愛の恐怖すら感じる度が過ぎた「純粋さ」です。深愛の「純愛」の沼にハマり、やがては引きずりこまれていく登場人物たちを、深愛を中心に描いた本ポスターは、物語の持つ「不穏さ」「危険さ」「慈しみ」を表現しています。

ポスターのそれぞれ表情の違いにも注目して頂き、本編を楽しみにお待ちください。最恐の「パラサイト不倫ドラマ」をお届けします。