ライカカメラは10月5日、インスタントカメラの新製品「ライカ ゾフォート2」を発表した。撮影や処理をデジタル方式に変更したのが大きな特徴。背面液晶でライブビューを見ながら撮影できるようになったほか、撮影後に好きな写真だけを選んでプリントできる。モダンな新しい本体デザインと3色のカラーバリエーションも用意する。価格は59,400円。発売は11月10日。

  • デジタル方式に変更したインスタントカメラの新製品「ライカ ゾフォート2」

富士フイルムの「チェキ」と同じフィルムが使えるインスタントカメラ。シャッターを切ったら撮影した写真が即プリントされる光学式の従来モデル「ライカ ゾフォート」から設計を一新し、デジタル方式に変更。一般のデジタルカメラのように、背面液晶でライブビューを見ながら撮影でき、撮影後に好きな写真だけを選んでプリントできるようになった。

  • デザインはモダンでシンプルになった。レンズの張り出しも少なくなった。写真はホワイトモデル

  • ブラックモデル

  • レッドモデル

  • 背面には、新たにカラー液晶を搭載。ライブビューや撮影した写真が表示できるように

  • フィルムの排出口は側面に用意する

  • 上部にはシャッターボタンのほか、プリントを実行するレバーも用意

  • 底面には三脚穴を備える

  • ライブビューを見ながら撮影できる

レンズは、35mm判換算で28mm相当の短焦点。撮像素子は1/5インチのCMOSセンサーで、撮影できる画像サイズは2560×1920ドット。

専用のスマホアプリ「Leica FOTOS」を使えば、スマホのカメラやライカのデジタルカメラで撮影した写真も、ゾフォート2からワイヤレスでプリントできる。

  • 専用のスマホアプリ「Leica FOTOS」との連携も可能

約45枚分の写真を記録できる内蔵メモリーを搭載するほか、microSDカードも利用できる。電源はリチウムイオン充電池で、USB Type-C端子から充電できる。

本体サイズは123×86×44mm、重さは約320g(フィルムパック含まず、レンズキャップ装着時)。