Synergy Careerは10月4日、「就活の教科書」公式LINEの登録者に向けて実施した25卒の夏インターンに関するアンケート調査の結果を発表した。調査は9月19日〜25日、110人を対象に行われた。
まず、夏インターンの平均応募数は7.66社、平均参加数は4.42社であった。応募・参加数は人によって数にバラつきがあるものの、想定よりも多くの数を応募し、参加していることが分かった。
特に、応募数に関しては4社〜5社(20.9%)、10社〜14社(20%)が票を集めており、2社応募したら1社は参加していることが伺える。
大手企業のみを志望する就活生の割合は34.5%で、8月の9.2%に比べて大きく上昇している。一方で、中小企業を志望する人の割合は41.8%、ベンチャー/スタートアップ企業は20%となり、それぞれ微増となっている。
印象が良かった会社の特徴については、「人事や社員が明るかった」(66.4%)、「雰囲気が和やかだった」(57.3%)、「対応が丁寧であった」(49.1%)が上位を占める結果となった。「社風」が魅力的であるかどうかを意識する一方で、プレゼンテーションの正確性に関する重要度は比較的低いことが伺える。
印象が悪かった会社の特徴としては、「会社のいい面しか話さなかった」(32.7%)、「社員の態度が悪かった、人柄がよくない」(20.9%)、「説明が分かりにくかった」(21.8%)が上位となった。また、社員の態度が悪いという点にも意見が集中している事から、やはり「社風」を重要視している傾向が見られている。
参加しやすいと感じたインターンの形式について尋ねたところ、対面とオンラインでは「オンライン」(60.9%)、自由な服装とスーツでは「自由な服装」(62.7%)の方が多数という結果に。
ただし、対面・スーツともに4割ほどの回答率を得ており、対面が支持されている事に関しては「人柄」や「雰囲気」を実際に感じたいと思う人が多い事が考えられる。