シグマは10月5日、APS-Cミラーレスカメラ用の超広角ズームレンズ「SIGMA 10-18mm F2.8 DC DN|Contemporary」を発表した。ズーム全域でF2.8通しの明るいレンズながら、クラス最小最軽量のコンパクトサイズにまとめた。写真だけでなく動画撮影をする趣味層やクリエイターに売り込む。
価格はオープンで、シグマオンラインショップでの価格は104,500円。Lマウント版、ソニーEマウント版、富士フイルムXマウント版の3種類を用意する。発売は10月26日。
35mm判換算で15-27mmをカバーするAPS-Cミラーレスカメラ用の超広角ズームレンズ。大偏肉・高屈折率の非球面レンズを採用し、ズーム全域でF2.8の明るさながらコンパクトなボディに仕上げた。レンズの長さは62.0mm、最大径は72.2mm、重さは260g。
最短撮影距離はワイド端で11.6cm、最大撮影倍率は1:4と近接撮影性能にも優れており、超広角ならではの迫力のあるダイナミックな表現が可能。
フードは、押し込むことで簡単かつ確実に装着できる新開発のプッシュオン式花形フードが付属する。この新構造はフード自体の小径化にも寄与しているという。
AF用のアクチュエーターにはステッピングモーターを採用し、高速かつ静粛なオートフォーカスが可能。動画撮影にも向く。
- レンズ構成:10群13枚(SLD1枚、FLD3枚、非球面レンズ4枚)
- 画角:109.7°-76.5° (APS-C)
- 絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)
- 最小絞り:F22
- 最短撮影距離:11.6 (W) - 19.1 (T) cm
- 最大撮影倍率:1:4 (W) - 1:6.9 (T)
- フィルターサイズ:φ67mm
- 最大径×長さ:φ72.2mm × 62.0mm
- 質量:260g