NOTHING NEWは10月12日、VHS喫茶「TAN PEN TON(タンペントン)」を下北沢BONUS TRACK(東京都世田谷区)内にオープンする。
オリジナルメニューのソーダフロートやポップコーン、パニーニなどとともに、NOTHING NEWがセレクトした世界中のショートフィルムを「ブラウン管テレビ」で楽しむことができるVHS喫茶。VHSはすでに生産を終了しているが、いつでも手軽に映像がみられるようになった時代に改めて「映像を、質量と体温のある『物質』に戻す」ことをコンセプトに、世界中の厳選されたショートフィルムをVHS化していくという。
プロデュースするのは、2022年に映画レーベルNOTHING NEWを立ち上げた林健太郎氏と、「ラフォーレグランバザール」などの広告を手がけるクリエイティブ・ディレクター鈴木健太氏など、映画・食・空間デザインなどさまざまな業界からメンバーが集結。
本オープン時には、京都の劇団「ヨーロッパ企画」主宰上田誠監督の過去作品や、国内外の数々のMVを手がける田中賢一郎監督(Pennacky)のオリジナル作品、PFFアワード審査員特別賞を受賞した岡田詩歌監督のアニメーション作品など個性豊かな作品をVHS化し、セレクトを予定している。店舗での体験のみならず、一部作品はVHSの購入も可能だという。
オリジナルのソーダフロートやポップコーンなど、ショートフィルムを体験しながら楽しめるフード&ドリンクも用意。作品を見ずにテイクアウトだけもOK。夜には「VHSバー」に変化し、お酒やフードを楽しみながらVHSを体験できる。