Appleは「iOS 17.0.3」を10月5日に提供開始。重要なバグ修正として、iPhoneが動作中に予想よりも熱くなることがある問題に対応した。さらに、「iPadOS 17.0.3」も同日公開。重要なバグ修正とセキュリティアップデートを含んでおり、すべてのユーザーに推奨している。
セキュリティアップデートの内容はiOS/iPadOS 17.0.3とも共通で、カーネルやWebRTCの脆弱性に対処するというもの。カーネルについては、ローカルの攻撃者が特権を高められる問題があり、iOS 16.6より前のバージョンに対して既に積極的に悪用された可能性があるという。WebRTCにおいては、バッファオーバーフローにより、任意のコードが実行されるおそれがあるとのこと。
対象機種は、iPhone XS以降と、iPad Pro 12.9インチ(第2世代)以降、iPad Pro 10.5インチ、iPad Pro 11インチ(第1世代)以降、iPad Air第3世代以降、iPad(第6世代)以降、iPad mini(第5世代以降)。