ウェスティンホテル東京(東京都目黒区)は、ロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」とインターナショナルレストラン「ザ・テラス」の改装を行い、10月2日にグランドオープンした。
今回のリニューアルコンセプトは、"Heritage and Reinvigoration(継承と再生)"。デザインは、国内外のホテルやラグジュアリーブランドを手掛けてきた、乃村工藝社「A.N.D.」に依頼。ウェスティンホテル東京のオーセンティックでヨーロピアンクラシカルなDNAを忘れ去ることなく尊重しながら、この地の恵まれた自然とのつながりをデザインに取り入れた。
モチーフとしたのは、豊かな水脈や近隣に望むあふれる緑、そしてかつて恵比寿の象徴でもあった、芳醇な味を生み出していたビール工場、といった恵比寿の「原風景」。これらの原風景からインスピレーションを得たデザインは、既存の重厚な雰囲気の中に新たな命を吹き込み、ホテルを取り囲む自然と調和した華やかで洗練された舞台"Modern Heritage"へと進化させる。
光が降り注ぐ緑いっぱいのクラシカルなラウンジ
ザ・ラウンジは、光が降り注ぐインナーガーデン"オランジェリー"をテーマに、大きな窓の外に広がるウェスティンガーデンの豊かな緑と、重厚で格調高い様式のインテリアといった異なる要素が溶け合い、美しく調和する空間が誕生した。ガーデンとの一体感を増したザ・ラウンジでは、季節の移ろいや、流れる水の景色、光の動きから感じる時間の流れなどを楽しむことができる。
人気のアフタヌーンティーなどのほか、10個のアイテムをひとつのプレートに盛り合わせて提供する平日限定「デザート アンサンブル 」 (要予約/15時~17時/2時間制/4,800円)が新たに登場。
グリーンを中心に設えた光あふれるレストラン
ザ・テラスは、イートウェルをはじめとするウェスティンが掲げるウェルビーイングをこれまで以上に体現し、進化した「都会のウェルネスホテル」を体感できるタッチポイントとしての役割を持つ場所へと生まれ変わる。
ロビーやラウンジとシームレスに繋がるように新たにデザイン。恵比寿の原風景のエッセンスである豊かな水と緑をキーワードに、内と外をダイナミックに繋げ、グリーンを中心に設えた光あふれる開放的な空間が特徴。
ライブ感あふれるダイナミックなフルオープンキッチンが印象的なこのオールデイダイニングでは、ゲストのウェルビーイングを念頭に置きながら、一人ひとりの好みや食生活上のニーズ、シチュエーションに合わせたフレキシブルで多彩なメニューづくりに取り組んでいる。