ファーウェイの最上位スマートウォッチ「HUAWEI WATCH Ultimate(アルティメット)」。2023年5月26日にボヤージュブルーが発売され、水深100mまでのダイビングに対応したことが話題となりました。
その新色「EXPEDITION BLACK」が8月26日より、日本最大級のダイビングショップ「mic(エムアイシー)21」で限定発売。10月3日にEXPEDITION BLACKの発売記念イベントが開催されました。
HUAWEI WATCH Ultimate EXPEDITION BLACK
- 市場想定価格:162,580円前後
- サイズ:約W 48.5×H48.5×D13.0mm
- 重さ:約76g(ベルト含まず)
ダイビング用スマートウォッチの登場が「非常に喜ばしい」
発売記念イベントは、千葉のmic21房総クラブハウスで開催されました。ここはmic21のダイビングツアーやダイビング講習専用の宿泊施設。正面に東京湾を一望するロケーションは、ダイビングモードを備えたHUAWEI WATCH Ultimateにぴったりの場所と言えます。
イベントの開催にあたって、まずファーウェイ・ジャパンの新規事業開発部 本部長の王子田 敬一氏が挨拶しました。
「ファーウェイは中国の深圳(シンセン)を拠点に、世界各国で事業を展開している通信機器、ICTソリューションメーカーです。日本では2006年から事業を展開していまして、最近では特にスマートウォッチに力を入れています。今日、ご紹介させていただくHUAWEI WATCH Ultimateは、最上位に位置するスマートウォッチです。特徴はダイビング機能を搭載し、水深100mに対応したダイバーウォッチであること。ファーウェイとしても、ダイビングにアプローチしたスマートウォッチは今回が初めて。ぜひ手に取ってみていただきたいです」と、その魅力をアピールしました。
続いてCカード協議会(レジャーダイビング認定カード普及協議会)の中野龍男会長と、日本スクーバダイビング協会の高橋信弘会長が挨拶を行いました。
「コロナ禍にはダイビング業界も苦しい時期を過ごしました。ようやくコロナ禍が明けましたが、まだ先が見えない状況です。そういう中、こうした新商品が発売されるのは、ダイビングマーケットにとって大きな刺激になります。この刺激をうまく生かして、ダイビングマーケットのさらなる活性化、さらなる拡大、新規エントリーダイバーの拡大に力を注いでいきたいです」とCカード協議会の中野会長。
一方、日本スクーバダイビング協会の高橋会長も「私たちはダイビング機材のメーカーを中心にして運営している団体になります。ダイビング機材を発展させ、ダイビング市場を大きくすることが目的なので、今回、このような新商品が発表されること自体が非常に喜ばしいことです。各メーカーともに切磋琢磨して、ダイビングが少しでも進歩していくように頑張りたいと思います」と、喜びのコメントを語りました。
新色EXPEDITION BLACKはどんな色? Ultimateの特徴もおさらい
今回、お披露目されたEXPEDITION BLACKは、mic21の各店舗とオンラインストアで限定販売されるモデル。カラーが新色のブラックになり、本体にグレーチタンベルトと黒色ラバーベルトが付属しています。チタンベルト付きはグローバル展開されるWATCH Ultimateの中でもこのモデルだけ。ブラックというカラーはメーカーやユーザーからのリクエストが多く、実現したそうです。
HUAWEI WATCH Ultimateの特徴は、水深100mのダイビングに対応し、ダイブコンピューターとして使えること。レクリエーショナルダイビング、フリーダイビング、40m以上の本格的なテクニカルダイビング、深度や時間など基本的なデータのみを盤面に表示させるゲージの4つのモードが用意されています。
一般的な防水規格のIP68や10ATMのほかに、ISO 22810防水規格とEN 13319潜水機器規格も取得。ジルコニウムをベースとしたリキッドメタルのケースに、サファイアガラスのディスプレイを採用し堅牢性に優れ、約14日間持続するロングバッテリーが魅力です。睡眠モニタリングや心拍数、血中酸素レベルなど、ヘルスケア機能もあるので、普段の健康管理にも利用できます。
3人のアンバサダーが就任「海の中でも見やすい」
イベントでは、日本国内でHUAWEI WATCH Ultimate のPR活動を行うアンバサダー3名の紹介と授与式も行われました。アンバサダーには水中フォトグラファー部門、ダイバー部門、フリーダイバー部門から各1人が選出されました。
水中フォトグラファー部門・水中写真家 越智隆治氏 |
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慶応大学文学部人間関係学科卒業。産経新聞写真報道局を経て、フリーのフォトグラファー&ライターに。大型海洋ほ乳類や魚類の撮影をテーマに国内外の多くの海で活動する |
ダイバー部門・mic21 アンバサダー2023 大野貴弘氏 |
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株式会社Noble Actionの代表取締役として、大谷翔平選手が愛用する測定器を活用した野球分析事業を経営。ダイブマスター資格を取得し、今後はインストラクターとしての活動も展開する予定 |
フリーダイバー部門・マーメイドスイムパフォーマー Lalah氏 |
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マーメイドスイム、スキンダイバー、フリーダイバー、スクーバダイバーなど様々なライセンスを持ち、マーメイドスイムをメインに、水中パフォーマーとして活動。マーメイドスイムのレッスン講師も務める |
各アンバサダーにトロフィーとHUAWEI WATCH Ultimateの贈呈が行われた後には、アンバサダーによるダイビングイメージフォトセッションやマーメイドスイムの実演なども実施されました。
HUAWEI WATCH Ultimateを使ってみた感想として3人のアンバサダーは、「海の中でもとても見やすい」と越智氏。大野氏は「ダイビングの時もビジネスの時も着け心地が良い」と語り、Lalah氏は「液晶がキレイで高級感があるのが気に入っています」とコメントしました。
イベント会場であるmic21では、房総の海を一望しながら心地良い時間を過ごすことができました。この場所には2024年春に「ビーチテラス房総」がオープン予定。オーシャンビューのヴィラタイプで、マリンレジャーが楽しめる新たなスポットとして人気が出そうです。
イベントにはファーウェイやmic21のスタッフを始め、今回、紹介された3人のアンバサダー、ダイビング業界関係者、mic21の歴代のアンバサダーなど多くの人が出席。盛り上がりの中、閉会となりました。ダイビングを楽しむ筆者としては、お披露目されたEXPEDITION BLACKを始め、HUAWEI WATCH Ultimateの登場によって今後、ダイビングというスポーツがますます盛り上がっていくことを期待したいです。