KDDI/沖縄セルラーは10月3日、ホームIoTサービス「au HOME」の新デバイス「あんしんスマートロック」を発売した。スマートロック本体は12,100円。一部機能の利用には「あんしんスマートロックHub」(4,400円)が必要となり、あわせて15,840円でのセット販売も行う。別途、初期費用2,200円と月額利用料539円がかかる。
au HOMEは、スマートフォンとつながって暮らしを安心・便利にするスマートホーム製品をワンストップで提供するホームIoTサービス。家にいる家族の様子を動きや室内の明るさで見守る「かんたん見守りプラグ」、家電を遠隔操作できる「赤外線リモコン」などを提供しており、どのデバイスも共通のau HOMEアプリでまとめて管理できる。
「あんしんスマートロック」は、玄関ドアの室内側のサムターン部分に被せて設置することで自動化できるデバイス。アプリからの操作による開閉のほか、帰宅時にドアに近付くと自動で鍵が開く手ぶら解錠機能、外出時に自動で施錠されるオートロック機能を備える。
ハブを組み合わせることで外出先から施錠状態を確認したり、万が一閉め忘れていた場合に遠隔で施錠したりできる。また、開閉のログから子どもの帰宅を知るのにも役立つ。
一方で、オートロック機能を設定している場合などにうっかり締め出されてしまうというのもこの手のスマートロック製品ではしばしば耳にする話でもある。本製品には、トラブル発生時に追加料金不要で駆けつけてサポートしてくれる「閉め出しトラブル対応サービス」が付帯するのは特筆すべき点だ。また、身に覚えのない解錠などの緊急時には、有料となるが「セコム駆けつけサービス」も利用できる。