ソフトバンクは10月3日、3G専用プラン/3G専用端末の利用者に4G/5Gへのプラン変更/機種変更を促すプレスリリースの配信を行った。またこの中で、3G専用プランから現行の「基本プラン(音声)」へプラン変更するなどの要件を満たすと、同プランの基本料金が無料となる「【3G】基本料無料特典」についてもアナウンスしている。

  • 3Gサービス提供終了のアナウンス

    3Gサービス提供終了のアナウンス

ソフトバンクは2024年1月31日をもって3Gサービスを終了することを発表しており、翌2月1日以降は3G対応/VoLTE非対応の契約・機種の利用者が音声通話やデータ通信を利用できなくなる。これまでも同社は、一部料金プランの3G機種での受付停止電話をかける際の音声ガイダンス、ダイレクトメールによる通知など、スムーズな移行のための措置をとっている。

今回のプレスリリースもその一環となるもので、3Gサービス終了によって、以下のような契約が自動的に解約となること、自動解約に該当しなくても4G/5GサービスまたはVoLTEサービスに対応していない機種を使用している場合は音声通話やデータ通信を利用できなくなることを伝えている。

  • 自動的に解約となる契約
    • 3G専用の料金プラン
    • VoLTEサービスを利用できない契約
    • 3Gサービスのみに対応する特定の機種を使用する契約

また、3Gから4G/5Gへの移行を促す施策として、以下のようなキャンペーン・特典を紹介している。

  • 3G買い替えキャンペーン:3Gサービスのみに対応している機種のユーザーは、「シンプルスマホ6」や「かんたん携帯11」などの対象機種へ無料で交換できる。
  • 【3G】事務手数料0円特典:3G専用の料金プランの加入者が、4G/5G向けの料金プランに加入し、VoLTE対応機種へ変更する場合、契約事務手数料(3,850円)が無料になる。
  • 【3G】1年おトク割+延長特典:3G専用の料金プランの加入者が、対象の料金プランに加入し、VoLTEに対応した機種へ変更する場合、「1年おトク割+」の割引期間が2年になる。
  • 60歳以上通話おトク割:60歳以上の利用者が「スマホデビュープラン+」または「ケータイ4GBプラン」に加入の上、「60歳以上通話おトク割」に申し込むと、「音声定額オプション+」の月額料金1,980円が翌月からずっと1,100円引きになる。

上記のキャンペーン・特典に加え、10月1日から新たに開始されたのが「【3G】基本料無料特典」。これは、対象の3G専用料金プランの加入者が、現行の音声プラン「基本プラン(音声)」に加入の上、VoLTE対応機種へ変更する場合、翌月の請求から2024年2月分までの月額基本料(1,078円)を無料にするというもの。早めに申し込むことで特典による割引の適用期間が長くなるため、特典の適用対象になるのであれば早く申し込んだほうがおトクだ。

ソフトバンクでは、3Gサービスの終了直前は多くの利用者から契約変更や機種変更の申し込みが予想されることから、早めに手続きをしてほしいとしている。3Gサービスの終了については、下記のように専用サイトでの情報発信と問い合わせ受付を行っている。

  • ソフトバンク(個人):TEL 157(ソフトバンクの携帯電話より)/0800-919-0157、Webサイト
  • ワイモバイル(個人):TEL 151(ワイモバイルの携帯電話より)/0570-039-151、Webサイト
  • LINEMO(個人):チャットWebサイト
  • ソフトバンク(法人):Webサイト
  • ワイモバイル(法人):Webサイト