リクルートは9月29日、「住みたい街ランキング2023 福岡県版/福岡市民版」を発表した、調査は2月10日~18日、福岡県在住の20歳~49歳の男女1,600名(うち福岡市内573名、福岡市以外1,027名)を対象にインターネットで行われた。
福岡県の住みたい街(駅)ランキング、1位は「博多」(JR鹿児島本線)がダントツ。駅周辺の「博多コネクティッド」プロジェクトという再開発により大きく変化している注目のエリアで、性別、年代別、ライフステージ別全てで連続1位を獲得した。
同プロジェクトは、九州の陸の玄関口として、地下鉄七隈線延伸やはかた駅前通りの再整備などで交通基盤を拡充。併せて博多駅から半径約500mのエリアの民間ビルについて、高耐震で先進的なものへの建て替えを促進する官民一体のプロジェクト。
また、「博多駅」から延伸された屋根付きペデストリアンデッキで直結し、人気のベーカリーやおしゃれなイタリアンバルが入っているオフィスビル「博多深見パークビルディング(2021年2月完成)」、屋外広場やカフェバーを有し旧博多スターレーン跡地に誕生した「博多イーストテラス(2022年8月完成)」などが続々と誕生。今後整備予定の「福岡東総合庁舎敷地有効活用事業」「博多駅空中都市プロジェクト」など更なる進化が期待される。
以下、2位「小倉」、3位「薬院」、4位「西鉄福岡」、5位「香椎」、6位「大橋」、7位「大濠公園」、8位「西新」、9位「千早」、10位「西鉄平尾」「六本松」がトップ10にランクイン。
「大橋駅」は、駅周辺の環境変化により更に魅力的な街へと進化し、特に、20代からの評価が上昇。「香椎駅」「千早駅」もまた、再開発により20代からの評価が向上。商業施設や大きい公園など魅力的な施設が増えている。「箱崎駅」は、住居費がリーズナブルで地域活性化イベントも活発で魅力的なコスパの良い街として人気を集めている。
住みたい自治体ランキングでは、僅差で1位「福岡市博多区」(1,520ポイント)、2位「福岡市中央区」(1,511ポイント)という結果に。この2自治体に票が集中し、3位には「福岡市東区」が731ポイントでランクイン。以下、4位「福岡市南区」、5位「北九州市小倉北区」、6位「福岡市早良区」、7位「福岡市西区」、8位「福岡市城南区」、9位「北九州市八幡西区」、10位「北九州市小倉南区」となった。