エン・ジャパンは9月26日、「スカウトを送りたい/送りにくい職務経歴書」に関する調査結果を発表した。同調査は8月31日~9月6日、転職サイト『ミドルの転職』を利用するコンサルタント260名を対象に、インターネットで実施した。

  • スカウトを送る際に、職務経歴書・履歴書の内容が不十分で送付判断ができない求職者はどれくらいいると感じますか

転職コンサルタントに、スカウトを送る際に、職務経歴書・履歴書の内容が不十分で送付判断ができない求職者はどれくらいいると感じるか尋ねたところ、48%が「4割以上」(4割:25%、半数以上:23%)と回答した。特に不十分だと感じる項目は「直近在籍企業での職務内容」(62%)が最多だった。

  • スカウトを送る際に、職務経歴書・履歴書の内容が特に不十分だと感じる項目を教えてください

スカウトを送る際に「プロフィール」で特に注目しているポイントで一番多かったのは、「学歴や職務経歴が評価でき応募先と関係性があるか」(67%)だった。「職務経歴」では、「職務内容が具体的に記載されているか」(83%)が最も多い。

  • スカウトを送る際に「プロフィール」で特に注目しているポイント

スカウトを送る際に、「フリーワード検索」で直近よく使うフリーワードは「DX」(27%)となっている。

  • スカウトを送る際に、「フリーワード検索」で直近よく使うフリーワード

職務経歴・履歴書の作成でやってしまいがちな失敗例について聞くと、最も多い回答は「レイアウトが見づらい」(57%)で、「出来ることが曖昧」(47%)、「成果に具体性がない」(42%)と続いた。

  • 職務経歴・履歴書の作成でやってしまいがちな失敗例

転職で成功する人の職務経歴書・履歴書の記入方法の特徴について尋ねると、「『読む』のではなく『見る』だけでサマリーが把握出来るようになっている」「職務要約が分かりやすく、何が強みでどう貢献出来るのかが冒頭に記載されている」「項目ごとに見出しを付けよく整理されていると、この方はどういう方で何が出来るかを俯瞰的に見ることが出来るため、詳しく見てみようと思う」などの回答が集まった。