ゲームなどの世界では、ラスボスを倒すうえで「勇者の剣」的な装備は欠かせません。

それはもちろん武器屋などで販売されているような代物ではなく、地面や台座に刺さっているのが定番。そして多くの場合、その剣は「真の勇者にしか抜くことができない」的な設定がついて回るものですが……

えっ、こんな抜き方ってアリ!?

勇者にしか抜けない剣
754本目。
#4コマ1000本ノック #4コマ漫画 #4コマ

(@tunatu727より引用)

  • (@tunatu727より引用)

4コマ漫画の作者はXユーザーの「津夏なつな(@tunatu727)」さん。

今回公開された漫画では、おじいちゃんが子どもに「これは勇者にしか抜けない剣なのじゃよ」と説明しているところに作業着姿の男性2人が登場。作業員らは台座に埋まった剣を見て、「中で錆びちゃってんのかなぁ」と予想し、土台に切り込みを入れる「サンダー」や差し穴を拡げる「ノミ」、そして「ジャッキ」などといった文明の利器を駆使し、手際よく「勇者の剣」を抜いてしまいました。

どうやら作業員らは、おじいちゃんたちが剣を抜けずに困っていると思っていた様子。その証拠に、「ほい 抜けましたよ!」と剣を差し出すときの表情は満足感と達成感に溢れています。

選ばれし勇者だけが抜けるはずの剣をこのような方法で抜いてしまうとは、ファンタジーの世界から一気に現実世界に引き戻された感じがしますよね。いや、でも手段はどうあれ剣を抜いたということは、もしかしたらこの「業者」さんが「勇者」になるのかも……?

この4コマ漫画は大きな反響を呼び、ポストは1万件のいいねを獲得(9月29日時点)。数々のコメントも寄せられました。

「仕事できる人だ」

「×『勇者にしか抜けない剣』◯『業者にしか抜けない剣』だったか。。。w」

「抜いた以上この人は勇者になるから……ガンばってw」

「今日も何処かで社会のインフラを守っている現場の勇者とも言えなくない」

「伝説の業者」

今回のツイートが大きな反響を生んだことについて、「沢山の反響を貰えた事はもちろん、この記事に対して本当に多くのリプライを貰えた事が嬉しいです。この剣の抜き方をまた違った手法で抜く方法を考える人や語ってる人がいて面白かったです」とお話しくださいました。

津夏なつなさんはXにて「#4コマ1000本ノック」として漫画を投稿していて、今回の漫画は754本目なんだそう。過去の作品はこちらから読めるそうですので、ぜひチェックしてみてくださいね♪