ニフティは9月28日、「ファッション」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は8月2日~28日、同社運営サイト「ニフティキッズ」にて、小中学生を中心とした子どもたち1,647人を対象にインターネットで行われた。
まず、「登校するときの服装は私服?制服?」と質問したところ、小学生は「私服」(83%)、中学生は「制服」(86%)がそれぞれ圧倒的に多い結果に。
私服で登校している子を対象に、「毎朝どうやって服を選んでいる?」と聞いたところ、83%の小中学生が「自分で選ぶ」と回答。「おうちの人が選ぶ」(9%)や「おうちの人に相談して決める」(5%)という小中学生は少なかった。
また、私服で登校した際に「学校で注意された」経験について聞くと、9割が「ない」と回答。「注意されたことがある」という子は10%にとどまり、注意された際の服装は「少しお腹が見えるTシャツ」「へそ出しや肩出し」「キラキラした服」「パーカーの紐が長い」「引っかかりやすいスカート(あみあみがついている)」など、露出の高いものや、ケガや事故の原因になりかねない服装が並んだ。
次に、どんな服が多いのかを聞いたところ、70%が「自分で買いに行った服」と回答。年齢が上がるにつれて自分で選ぶ人が増えるものの、中学生ではまだ「おうちの人が服を買う」(50%)家庭も多いよう。また、「おさがり」を着ている人が小学生では26%、中学生では19%いることがわかった。
次に、自分で買った服を着ている子に、どうやって服を購入しているのかを教えてもらったところ、小中学生ともに約9割の人が「おうちの人と買い物に行って買ってもらう」と回答。
「自分で買う」という子を対象に、服を自分で購入する際の選び方について聞くと、「自分に似合いそうな色の服」(66%)、「好きなブランドの服」(40%)、「動きやすそうな服」(34%)が上位に。どのブランドで服を買うことが多いのかを教えてもらったところ、「GU」と「ユニクロ」(ともに44%)が同率1位に。3位には「しまむら」(30%)が続き、プチプラブランドが上位を占めた。