キヤノンは10月2日、同社が展開する「超高感度カメラシリーズ」向けソフトウェア製品として、AIを活用したノイズ低減処理で映像の視認性を高めるという「映像鮮明化ソフトウエア Version 1.0」を発表した。2024年1月下旬の発売を予定しており、価格はオープンプライス。
港湾や国境、公共インフラ施設で用いられているキヤノンの超高感度カメラ用のソフトウェア製品。昼夜を問わず正確に対象を捉える高度な監視システムの要求にこたえるため、夜間や遠方の監視で問題になりがちなノイズを除去したり、鮮明度を向上。AIを活用して視認性を引き上げることで強力な監視を実現し、異常時の迅速な状況把握に貢献するという。
利用には専用の「GPU搭載小型ボックスPC」が必要。映像の入出力は3G/HD-SDIインターフェースに対応しており、カメラから直接映像データを入力できる。