日立グローバルライフソリューションズは、業界初の機能を搭載したビルトインIHクッキングヒーター「火加減マイスター」シリーズの新製品を10月20日に発売する。事業者向け価格は506,000円~572,000円前後の見込み。

  • 「火加減マイスター」N2500T。トッププレート幅は75cmまたは60cm

  • N2500T:3口IH オールメタル対応/プレミアムブラック
  • N1500T:3口IH 鉄・ステンレス対応/プレミアムブラック
  • N2000T:3口IH オールメタル対応/プレミアムシルバー
  • N1000T:3口IH 鉄・ステンレス対応/プレミアムシルバー

今回発表されたのは、グリル調理やIH調理ができる、ビルトインの3口IHクッキングヒーター「火加減マイスター」N2500T・N1500T シリーズ計4機種。

肉や魚、野菜をグリル調理用のプレート「ラク旨グリル(波皿)」に並べて自動調理する「おまかせワンプレ調理」、庫内をカメラで確認する「グリルカメラ」、操作用の5インチカラー液晶といった業界初の機能を搭載している。

  • 3口のIHコンロとグリル調理スペースを搭載している

「おまかせワンプレ調理」は、肉(鶏・豚・牛)または魚(切身・丸身)と好きな野菜をプレートに並べて味付けし、メニュー・味付けを選んでスタートを押すと、適切な火力と時間でオート調理する機能。食材のレパートリーが自由なことや、ワンプレート調理により洗い物が少なくなる点が特徴となる。

「グリルカメラ」は、天面の画面でグリル庫内を確認できる機能。グリル庫内にカメラを備え、食材を左側面から撮影した映像を画面に表示することで、グリルドアを開けずに、食材の焼け具合といった調理の様子を確認できる。

  • 「おまかせワンプレ調理」の例。肉や魚と野菜をプレートに入れ、メニュー・味付けを選んでスタートを押すとオート調理できる機能だ

  • グリル庫内には内部を映すカメラを搭載

  • 天面の画面でグリル庫内の映像を確認でき、食材の焼け具合をチェックできる

天面に備えられた画面は5インチのカラータッチ液晶で、これも業界初をうたう。弱火・中火・強火をワンタッチで切り替えられるほか、加熱中は火力を色と数字で表示でき、直感的な操作が可能だ。画面のカメラボタンを押すと、グリルカメラに切り替わる。

このほか、鍋やフライパンに食材と水を入れ、メニューや時間などを選んでスタートさせると、火加減を自動で調節して調理する「おまかせIH」を新採用した。メニューは「ゆで卵」「簡単パスタ」「簡単煮物」の3つ。

  • 天板に5インチのカラータッチ液晶を搭載。メニュー選択や火加減調節を直感的に行える。カメラボタンを押すと、グリルカメラに切り替わる

  • おまかせIH」では火加減を自動調節してオート調理する

N2500T・N1500Tでは、レシピに沿った火加減設定や時間設定をIHヒーターに送れるなど、スマートフォンと連携する機能を搭載。本体からスマートフォン連携機能を省き、トッププレート色が異なるN2000T・N1000Tも同時発売する。火力はいずれも左右IHが100W相当・9段階、中央IHが100W相当・8段階で調節できる。本体はフラットデザインでお手入れしやすく、グリル庫内も段差が少ないフラット庫内で拭きやすくなっている。

  • N2500T・N1500Tではスマートフォン連携機能を搭載。アプリからレシピを選び、火加減設定や調理時間設定をIHヒーターに送るなどの使い方ができる