NTTドコモは9月27日より、シャープ製5Gスマートフォン「AQUOS R8 pro SH-51D」のカメラ機能の品質を改善するソフトウェアアップデートの配信を開始した。

  • AQUOS R8 pro SH-51D 正面
  • AQUOS R8 pro SH-51D 背面
  • AQUOS R8 pro SH-51D

アップデート内容は次の2点。

  • カメラの機能の品質を改善(詳細は下記)
  • セキュリティの改善。Androidセキュリティパッチを適用し、セキュリティパッチレベルが2023年8月となる。セキュリティアップデートの細かい内容は「Androidセキュリティ情報 - 2023年8月」を参照のこと。このほか、製品をより快適に利用できるようにするための改善が含まれる。

更新時間は約29分。アップデート後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は、「01.00.06」となる。

アップデートに伴うカメラ機能の品質改善の内容は以下のようなもの。

インカメラのナイトモード対応

インカメラが、夜間撮影時に被写体を明るく撮影できるナイトモードに対応した。

  • インカメラの夜間撮影 更新前
  • インカメラの夜間撮影 更新後
  • インカメラの夜間撮影のナイトモード対応。左が更新前、右が更新後

動物のAI検出精度の改善

動物以外の被写体を動物と誤判定することがあったため、検出精度を向上させている。

ウォーターマークの誤表示の修正

ウォーターマークの露光時間表示が一部誤表示になることがあったのを修正。

マニュアル撮影時のISO誤表示の修正

マニュアルモードで暗所撮影を行う際、まれにISOの値が異常値を示すことがあったのを修正。

特定条件下のホワイトバランス改善

屋内の特定の光源下において、写真が黄色っぽくなることがあったのを改善。

  • ホワイトバランス改善 更新前
  • ホワイトバランス改善 更新後
  • 屋内の特定の光源下において、写真が黄色っぽくなるのを改善。左が更新前、右が更新後

花火モード撮影時のAE最適化

打ち上げ花火撮影時の白飛びを抑えるように、花火モードの自動露出(AE)を最適化した。

  • 花火モードAE最適化 更新前
  • 花火モードAE最適化 更新後
  • 花火モードの自動露出を最適化し、打ち上げ花火撮影時の白飛びを抑制。左が更新前、右が更新後

ポートレート撮影時のフリーズを修正

ポートレート撮影で、まれにファインダー画面がフリーズすることがあったのを修正。

ビデオ撮影時の露出ちらつきを改善

ビデオ撮影時、被写体が切り替わったときの露出のちらつきを軽減するよう調整。