日本テレビ系ドラマ『コタツがない家』(10月18日スタート、毎週水曜22:00~)の主題歌を、石川さゆりが担当することが30日、明らかになった。
楽曲は、脚本の金子茂樹氏が作詞を担当した「ダメ男数え唄」。ヒロイン・万里江(小池栄子)の心情を歌うもので、1番は夫・悠作(吉岡秀隆)に向けて、2番では息子・順基(作間龍斗)に向けて、3番では父・達男(小林薫)に向けての万里江の思いが込められている。
そして、レコーディングを終えたばかりの石川のことを小池が訪問。一足早く出来立てホヤホヤの曲を聴いた小池は、涙しながら拍手を送り、「素晴らしいです! とても感動しました。背中を押していただき“もっと頑張らないと!”という気持ちになりました。力強い歌声の中に包容力も感じて、女性は愛にあふれた生き物なんだなということが伝わりました。さゆりさんの力強い歌声に負けないように万里江を演じたいと思います。毎週、楽しい作品をお届けできるよう、チームのみんなと頑張ります! ご本人の横で聴かせていただけるなんて、こんなに贅沢なことがあっていいのでしょうか」と石川を前に、目を潤ませながら作品への意気込みを語った。
石川は主題歌を歌うにあたって、「小池栄子さんをはじめ、世のお母さん、奥さん、働く女性のみなさんに“行けー”という、応援する気持ちで歌いたいと思いました。週休2日もなく、表彰状もないのに頑張っているお母さんや奥さんの明るさが周りのみんなを優しく包み込む、そういう女性を小池さんは演じられるんだろうなと。私もドラマを楽しみにしています。毎週観ますので頑張ってください」と小池にエールを送った。
■石川さゆり コメント
以前に、小池さんが出演された舞台を観たときに、とっても良いお芝居をなさっていて応援したいなと思っていたところに、今回のご縁をいただいて、このドラマは小池さんの新しいスタートということで、これは応援しなければと思いました。私も色んなジャンルを歌ってきているんですが、楽曲の歌詞とメロディーを聴かせていただいたときに、こういう楽しい歌を歌ってみたいと思いました。
この楽曲を通して、私もドラマが応援できたらと思いますし、世の女性たちに“頑張れー”という応援する気持ちで歌いました。
石川さゆりが歌っていると「演歌なの?」など、どうしてもフィルターがかかってしまうと思いますが、ドラマの放送で主題歌がかかるときに「誰だろう、この歌」「面白い曲だね」「石川さゆりにはこういう楽曲もあるんだな」「ドラマの主題歌にピッタリ」という風に、どうぞ楽しんで下さい。
■小池栄子 コメント
自分の民放ゴールデンタイム初主演のドラマに、このような素晴らしい曲を石川さゆりさんが歌ってくださり、すごく力になっていますし、こんなに光栄なことはないなと思います。今まで頑張ってきて良かったなと、思い出しただけでもグッときます。
私が言うのもおこがましいですが、歌詞の世界観が(石川)さゆりさんにとても合っていて、女性の強さ、優しさを感じました。ずっと第一線で活躍してこられた(石川)さゆりさんだからこそ歌える曲だと思います。もう、感無量です!
主題歌に力をもらいながらも、歌負けしないような内容の作品にしたいと思います。早く共演者のみなさまにもこの曲を共有し、現場でも曲を流しながら良いムードで、チームみんなと素敵なホームコメディーを作っていきたいと思います。