ホーユーは9月11日、「白髪ケアに関する調査」の結果を発表した。調査は7月18日〜19日、全国20〜59歳までの女性800人(5歳ずつグルーピングを行い、各セグメントごとに100人)を対象にインターネットで行われた。

  • あきらめるしかないエイジングサイン

    あきらめるしかないエイジングサイン

調査によると、女性の7割が「白髪が生えたら黒髪にはもう戻らない」(72.0%)、「白髪は根本的な対策がないもの」(70.0%)と思っているとのこと。

また、自分の体にできたら、最もあきらめるしかないと思うエイジングサインを尋ねると、「白髪」(29.3%)がシミ・シワ・薄毛・ほうれい線を抑えてトップに。さらに、55〜59歳にでは、「白髪をあきらめるしかない」と回答した人が48.0%にも上り、年齢を重ねるほど、よりあきらめてしまう傾向にあることがうかがえた。

  • 白髪のメカニズム、研究進展の認知度

    白髪のメカニズム、研究進展の認知度

次に、白髪のメカニズムに関して質問したところ、「白髪ができるメカニズムについて知っている」「黒髪に戻る可能性のある白髪が存在する」「白髪を黒髪に戻す研究が進んでいる」ことを知っていると回答した人はいずれも1割以下にとどまり、白髪のメカニズムや、改善に関する研究の進展が十分に知られていないことが判明。

一方で、白髪の有無に関わらず、「白髪を未然に防ぎたい/防ぎたかった」とした人は73.1%、「白髪を根本的に解決したい/したかった」と回答した人は67.5%に上り、「白髪を改善・予防できる商品があるならば使ってみたい」とする人も68.9%を占める結果に。白髪を予防・改善、根本的な解決に向けた研究成果や商品の登場に高い期待を持たれている女性が多いよう。

  • 現在の白髪の状況

    現在の白髪の状況

また、白髪が生えても年相応と思う年代は「50代以上」(31.5%)が最多。現在の白髪の状況について教えてもらったところ、「白髪が全くない」人が28.0%、「10%〜20%未満のちらほら白髪」の人が60.5%、「20%以上50%未満」の人が7.8%、「50%以上」の人が3.8%という結果に。年代別にみると、20代であっても、約4人に1人に白髪が生えていることが明らかに。

白髪が増え始めた時期は「30代前半」(53.2%)や「30代後半」(51.4%)で多く、女性の多くが30代で初めての白髪を経験していることが判明。しかしながら、白髪の改善・予防に向けた取り組みについて聞くと、30代では6割以上が「何もしていない」と回答した。