「ルルド」のマッサージクッションで知られるアテックスは9月28日、2023年秋冬向け新製品発表会を開催。10月に発売となる秋冬の新製品2アイテムの体験会とプレゼンテーションを実施しました。
家にあるイスが本格マッサージチェアになるシート型マッサージャー
1製品目として紹介されたのは、10月20日発売予定の「ハイバック マッサージャー(AX-HP210)」。シート型のマッサージ器で、ソファやチェアなど、身の回りにあるイスに置くだけで気軽に使えます。
奥行き約12cmの薄型設計が特徴。省スペースで、ソファやチェアに容易に設置できます。また座面がないため、取り付けたソファや椅子の座高が変わらない点もメリットです。
また、重量も約3.6kgと軽量。充電式のコードレス仕様なので、滞在する部屋に連れていくように使ったり、庭やバルコニーなど屋外に持ち出して使ったりと、好きな場所で気軽に使用できます。
充電時間は約3時間で、約70分連続使用が可能です。約10分で電源が自動でオフになるタイマー機能も備えています。
本体内には、ヒーターを搭載した4つのもみ玉を装備。最大約47cmの範囲で上下に動くことができ、肩、背中、腰まで背面全体をカバーできます。
もみ玉の動きは3つのパターンを用意。左右を交互に指圧する「交互左右」、左右同時に指圧する「左右対称」、上下に動いて背筋を伸ばす「ローラー」から選べます。
もみの速度も調整できます。回転速度に緩急をつけてリアルな指圧を再現する「プロもみ」、1分間に約20回転の「ゆっくり」、約25回転の「ふつう」の3パターンから設定できます。
まるでイヤホン、繰り返し使える“耳温活”アイテム
2製品目は、10月10日発売の「ミミトロリン」。耳の中(外耳)をじんわり温めるイヤホン型のヒーターです。
アテックスが近年力を入れている“温活”用アイテム。温活とは、体を温めて基礎体温を上げることで体調不良などを改善する活動で、同社では電子温灸やホットアイマスクなど、さまざまな製品を展開しています。
そんな中登場したミミトロリンは、その名の通り耳を温めるためのアイテム。寒い日や、就寝前、仕事の休憩時間などに耳を心地よく温めることで、リラックスや睡眠効果を高める目的で使うものです。
ポイントは、リチウムイオン充電池を内蔵しているところ。同様の効果を狙ったグッズとして使い捨ての発熱体付き耳栓がありますが、ミミトロリンは充電式なので繰り返し使うことができます。約3時間の充電で約1時間連続使用可能。約20分で電源が自動でオフになるタイマー機能も備えています。
イヤホン型の本体には、内側の耳に収まる突起部にヒーターを搭載。3段階で温度設定が可能で、外側のボタンを押すごとに、約35℃(弱)、38℃(中)、40℃(強)に切り替わります。
発表会の会場となったアテックスの東京支社のショールームには、すでに発売中の秋冬新製品の展示や体感コーナーも用意されていました。