「しゅふJOB総研」は9月28日、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を対象とした「副業とインボイス」に関する調査結果を発表した。調査期間は2023年9月12日~19日、調査対象はビースタイル スマートキャリア登録者・「しゅふJOB」登録者、有効回答は558人。
まず、副業したいと思うか尋ねると、「思う」は53.9%、「思わない」は13.1%となった。
インボイス制度については、「言葉だけ知っている」が51.8%、「内容を少しは知っている」が32.6%、「内容を詳しく知っている」が5.9%となり、程度の差はあれ計90.3%が「知っている」と回答した。
次に、インボイス制度が始まることで、副業への意欲に変化はありそうか質問すると、51.8%が「制度内容がよくわからず答えようがない」と回答。次いで「変化はなさそう」が31.7%、「後ろ向きになりそう」が12.0%と続き、「前向きになりそう」は4.5%にとどまった。
さらに、副業したいと「思う」人と「思わない」人とで比べると、「思う」人は「前向きになりそう」が8.3%、「後ろ向きになりそう」が15.0%、「思わない」人は「前向きになりそう」がゼロ、「後ろ向きになりそう」が9.6%と、副業を希望する人の方がインボイス制度により副業への意欲に影響を受けやすいことがわかった。