ネット不動産投資サービスブランド「RENOSY(リノシー)」は9月28日、「金融スキマ世代の内定者におけるお金と金融教育」に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2023年8月29日~31日、調査対象は18歳~25歳の個人、有効回答は1,037人。

  • お金に関する不安

金融スキマ世代とは、20代〜30代でリーマンショック後の低金利時代に社会人生活の大半を送り、10代で金融教育を受ける機会のなかった世代と同社は定義している。

2024年以降に新社会人となる内定者に、将来のお金に関する不安について尋ねると、「不安を感じる(とても+少し)」との回答が79%を占めた。

一方、現在資産形成を考えた情報収集・勉強をしているかとの問いに対し、「情報収集・勉強を現在やっている」と答えた割合は21.8%にとどまった。

また、自身のお金の知識について、「自信がない(あまり+全く)」と回答した割合は56.8%、「自信がある(とても+少し)」とした割合は25%となった。

「新社会人になったら、資産形成を始めたい」と考えている割合は82.1%。続けて、給与の何割を資産形成に回したいか質問すると、「給与の2割を資産形成に使いたい」が27.4%で最多となった。

  • 資産形成への関心

2022年4月に金融教育の義務化が開始し、今月で1年半が経過することを踏まえ、自身も学校で金融教育を行ってほしかったか聞いたところ、80.9%が「はい」と回答した。

  • 金融教育への関心