マンダムは9月より、2022年に国際宇宙ステーション(ISS)に初搭載された「ギャツビー スペースシャワーペーパー」を、全国の科学館・博物館の一部で順次販売している。
2022年10月~2023年3月、若田光一宇宙飛行士のISS長期滞在ミッションにて初めてISS搭載され、宇宙飛行士の生活を支えた「ギャツビー スペースシャワーペーパー」。その最大の特長は”エタノールフリー“であること。
一般的なボディペーパーではエタノールを配合することにより気化熱を利用し、肌から熱を急速に奪い清涼感を与えるメカニズムになっているが、ISS内では安全な環境を保つため、エタノールの使用は厳しく制限されている。
そこで同社は、「宇宙でもまるでお風呂上りのような爽快感を得られないか…」という想いから同製品の開発に着手。長年取り組んできたKai-tech技術をベースに、アルコールが使用できない環境でも清涼感を感じられる技術を開発し、エタノールフリーでも快適な心地よさを実現することに成功した。
また、宇宙生活のために開発された同商品だが、「エタノールフリーでも心地よい清涼感を感じられる技術」は、肌が弱い方や宗教上の理由でエタノールを使えない方でも安心して使用できるほか、火気を扱うキャンプ、衛生面での不安が多く発生する「災害時」にも役立つアイテムとなっている。
価格は10枚入1,100円。9月より順次、全国の科学館・博物館の一部で販売されているほか、マンダムオンラインショップでも購入することができる。