次世代Core対応を謳うZ790マザーボード
GIGABYTEから、Intel Z790チップセットを搭載するマザーボードの新シリーズ「Aorus Z790 X」が登場、3モデルが発売された。この「X」というのは次世代を意味しており、第14世代Core向けに開発されたという。価格は、「Z790 Aorus Master X」が108,000前後、「同 Pro X」が75,000円前後、「同 Elite X AX」が53,000円前後。
Master Xは、20+1+2フェーズ電源を備えるE-ATXモデル。従来の"X"無しモデルとスペックを比較すると、DDR5メモリの速度がDDR5-8000からDDR5-8266に引き上げられており、無線LANがWi-Fi 6EからWi-Fi 7に変わっていることが分かる。そのほか、AQtion 10GbEや、M.2クーラー「M.2 Thermal Guard XL」なども搭載する。
Pro Xは18+1+2フェーズ電源を搭載するATXモデル。基板やヒートシンクがホワイトカラーのモデルで、5GbEなどを搭載する。Elite X AXは16+1+2フェーズ電源のATXモデル。価格が抑えられているので、コストを重視する場合に良いだろう。なお、ラインナップとしてはフラグシップモデルの「Xtreme X」もあるが、これは未発売。
GeForce RTX 4070 Tiカードにスリム版
MSIの「GeForce RTX 4070 Ti Gaming X Slim 12G」は、トリプルファンクーラーを搭載するGeForce RTX 4070 Tiグラフィックスカードだ。この「Slim」シリーズは、クーラーを小型化。カードサイズは、従来の337×140×62mmから307×125×51mmとなり、扱いやすくなった。価格は、通常モデルが144,000円前後、ホワイトモデルが150,000円前後。
また、同じくSlimシリーズのモデルとして、GeForce RTX 4070を搭載する「GeForce RTX 4070 Gaming X Slim 12G」も発売された。こちらの価格は、通常モデルが111,000円前後、ホワイトモデルが115,000円前後だ。
ロープロのトップフロー型CPUクーラー
DeepCoolの「AN600」は、12cmファンを搭載するトップフロー型のCPUクーラー。厚さ15mmの薄型FDBファン「FT120-15」を採用し、高さは67mmに抑えられており、スリムPCなどでの利用に適している。TDPは最大180Wまで対応し、価格は8,500円前後。また、既存製品にデジタルパネルを追加した「AK500 Digital」も発売され、こちらは12,500円前後。
日食っぽいデザインを採用した簡易水冷
MSIの「MAG CoreLiquid E」シリーズは、時の流れや、日食の形状からインスピレーションを得たというデザインの水冷ブロックを採用したオールインワン水冷CPUクーラーだ。ファンは耐久性と静音性に優れるFDBを採用し、ARGBライティングにも対応。価格は、24cmモデル(E240)が20,000円前後、36cmモデル(E360)が23,000円前後だ。