エルゴジャパンは9月27日、喫煙者の飲食店に関する意識調査(大阪編)の結果を発表した。調査日は7月20日、調査対象は20代以上の喫煙者、有効回答は601人。
飲食店を選ぶ場合、どの喫煙環境の店を選ぶか聞くと、「喫煙室がある飲食店」が28.8%、「店の外に喫煙できる場所がある飲食店」が14.1%、「禁煙の飲食店」が9.3%と、分煙対策をしている店を選ぶ人が52.2%に。一方、「あまり気にしない」は45.9%だった。
4月に実施した東京の調査結果と比べたところ、「あまり気にしない」は東京より5.6ポイント高かった。
また、完全禁煙に切り替えた店で足を運ばなくなった店が「ある」と答えた人は39.1%で、東京より6ポイント低かった。
次に、非喫煙者と一緒に飲食店に行った際に気をつけるべきことを聞くと、1位「なるべく吸わないようにする(本数を減らす)」(38.9%)、2位「なるべく煙がかからないようにする」(33.1%)、3位「喫煙回数を減らす」(23.0%)となり、東京とほとんど変わらない結果となった。
さらに、飲食店における望ましい分煙環境を尋ねると、57.7%が「店内に喫煙できるスペースがある」と回答。次いで「店の外に禁煙できるスペースがある」が26.3%、「完全禁煙」が14.6%と続いた。東京との比較では、「店内喫煙スペース」が1.4ポイント減、「完全禁煙」が1.5ポイント増となった。