ビースタイルグループが運営する「しゅふJOB総研」は9月27日、『「時給相場の壁」2023』を発表した。しゅふJOB総研が2023年7月に行った調査結果をもとに、主婦・主夫層が選んだ希望時給枠をベースに時給相場の目安としてまとめた。
「扶養外し希望指数」をみると、時給1,400円以上では4.0だったのに対し、時給1,500円以上では6.5に急増し、時給2,000円以上では9.5に達した。
時給換算でいくら位の仕事であれば、扶養枠を外して働くことを選ぶか質問したところ、「1,000円未満から1,500円以上」までの間で答えた人は合計63.4%。「2000円以上」までの間とした人は合計91.9%に上った。
また、2021年と2023年を比べたところ、「1,000円未満から1,500円以上」で扶養を外す人の割合は2021年から5.9ポイント上昇(57.5%→63.4%)、「2000円以上」で扶養を外す人の割合は同2.9ポイント上昇し(89.0%→91.9%)、1,500円以上なら扶養を外すという人が増えていることがわかった。