watchOS 10では、サイドボタンやデジタルクラウンをはじめ、基本的な操作法がいくつも変更されています。最初は戸惑う方も多いかもしれませんが、徐々に慣れていきましょう。今回は、ボタン操作・タッチ操作の変更点をまとめてご紹介します。
アプリアイコン画面はどこ?→デジタルクラウンを1回押す
デジタルクラウンを押すとアプリアイコン画面が表示されます。これ自体は以前と同じですが、アプリアイコンの並び方が変わりました。以前は中心から外側に広がる配置だったものが、watchOS 10では画面幅に合わせて縦長に並ぶスタイルになっています。
デジタルクラウンを回す、または画面を上下にスワイプするとスクロールできます。
最近使ったアプリの表示はどこ?→デジタルクラウンを2回押す
デジタルクラウンを2回押すと、最近使ったアプリの画面が表示され、手早く別のアプリに切り替えることができます(これまではサイドボタンを押すとDockと並んで表示されていました)。
コントロールセンターはどこ?→サイドボタンを1回押す
これまで「画面を下から上にフリック」だったコントロールセンターが、サイドボタン1回押しで表示されるようになりました。これは特に慣れるまで間違えやすそうです。
文字盤の切り替え操作ができない?→画面長押し+左右スワイプに変更
画面の左右スワイプだけでできた文字盤の切り替えが、「画面長押し+左右スワイプ」になりました。意図せず文字盤が切り替わってしまう事態は減りそうです。
デジタルクラウンを回すと……新機能「スマートスタック」
デジタルクラウンを手前から奥へ回すと、watchOS 10で追加された新機能「スマートスタック」が表示されます。画面を下から上へスワイプする方法でも表示させることができます。
スマートスタックは、時刻や位置情報などの状況に合わせてタイムリーな情報をアプリ横断で集め、並べて表示してくれる機能です。コンプリケーションのない文字盤を使っていても、スマートスタックを開くと必要な情報にすぐアクセスできて便利です。より詳しい使い方は次回ご紹介します。