Xiaomi(シャオミ)は9月27日、スマートバンド「Xiaomi Smart Band 8」を発表した。価格は5,990円で、同日より順次発売する。
スマートウォッチより手軽なリストバンド型ウェアラブルデバイスとして人気を集めているシリーズの第8世代。歴代モデルで評価されてきた電池持ちをさらに向上させ、通常モードでも前モデルより2日長い16日間の連続駆動を実現した。常時オンモードでも最大6日間利用でき、約1時間で急速充電が完了する。
1.62インチのフルカラー有機ELディスプレイを備え、一般的なスマートフォンなどと同様の60Hz駆動でタッチやスワイプなどの動作もより滑らかになった。スマートフォンからの通知を確認したり、ランニングをはじめ150種類以上のワークアウトなどを記録できる。血中酸素レベル測定、心拍数モニタリング、睡眠モニタリング、ストレスモニタリングなどの機能を備える。
同シリーズでは従来、穴のあいたシリコンバンドにコア部分をはめ込む装着方法となっていたが、新型ではストラップの接続方法を改良した。本格的なスマートウォッチなどで見られるクイックリリース構造に変更され、本体裏面のボタンを押してワンタッチで各種ストラップに換装できるようになった。より確実に固定されるようになり、バンドが伸びて本体が脱落・紛失しやすくなるといった問題も解消する。
本体はメタル風のデザインとなり、グラファイトブラックとゴールドの2色展開。付属ストラップは従来のものに近いTPU素材だが、接続方法の変更によって別売ストラップのバリエーションが広がった。さらに、ペンダントのようにして使えるネックチェーンやランニングシューズに本体を固定できるクリップなど、新しい使い方ができるアクセサリーも別途用意される。
本体サイズは約48×22.5×10.99mm。付属ストラップ込みの重さは約27gで、調節可能な手首の範囲は135mm~210mm。バッテリーは190mAhで、付属のマグネット式ケーブルを使って充電する。利用にはAndroid 6.0以降またはiOS 12以降のスマートフォンが必要となる。